新湯(あらゆ)温泉
むじなの湯

      

 こぢんまりとした新湯温泉ですが、この小さな集落に3軒もの共同浴場があります。3軒の中でも一番有名なのが、ここ「むじなの湯」でしょう。日塩もみじラインから少し階段を下りたところにあります。
 宿泊者は無料で利用できますが、日帰りで利用する人は入口の料金箱に入浴料¥300を入れて利用します。脱衣所も浴室も男女一緒の昔ながらの混浴。女性には利用しづらいかも知れません。でも、中には地元の方々ばかりでなく、常連さんでいっぱいです。みなさん、和気あいあいと湯を楽しんでいらっしゃいます。
むじなの湯

        

内湯  浴室や湯船は木造りで優しい感じ。小さめの湯船には乳白色の湯があふれています。さっそく湯に浸かると、これがとても熱い湯です。でも、湯に浸かっていると熱さを感じなくなってきて、気持ちよくなってきました(肌が麻痺しただけ?)。湯を口に含むとかなり酸っぱい湯です(pH2.4)。
 湯船の奥をのぞくと岩があり、湯はそこから湧いており、もともと湯が湧いていたところに湯小屋を造ったようです。
 たくさんの人に愛されている「むじなの湯」を大切に残していきたいと、熱い湯に浸かりながら思いました。

                

 1年ぶりに訪れた「むじなの湯」ですが、7月に男女別の浴室に改築れるそうです。老若男女が世間話をしながら湯を楽しむという、昔ながらの伝統が消えていくのは寂しいものがありますが、これも時代の流れで仕方ないことなのでしょうか。
改装案内

                    

泉  質 酸性含硫黄−アルミニウム−硫酸塩泉
泉  温 59.2度
風呂の種類 混浴内湯
設備等 何もありません
所在地 福島県那須郡塩原町
電  話 なし
交  通 東北自動車道 西那須野塩原I.C.から23km、車50分
営業時間 8時〜18時
休業日 休みなし
料  金 入浴¥300(新湯温泉宿泊者は無料)
(01.6)(02.6)

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