中山平温泉
鳴子ラドン温泉

       

 湯治の宿、東蛇の湯の隣に建つ宿です。東蛇の湯と同じ経営ですが、こちらは食事付きが基本のようです。とは言え、こちらも湯治向けと言った感じです。建物は旧館と新館があり、旧館に浴室があります。旧館と新館の間に露天風呂もありましたが、残念ながら湯は張られていませんでした。 鳴子ラドン温泉

 

内湯 内湯
 浴室は湯気で曇りがち。15〜6人が浸かれる1/4円形の湯船と仕切られた「ラドン室」なる小さな小部屋があります。内湯の湯は入浴剤を入れたような、かなり濃い緑色をしています。玉子臭がしてすべすべ感もかなりのものです。
 内湯に浸かった後、ラドン室の湯に浸かっていた時、常連のおじいさんと話をしたのですが、この湯、ときどき色が変わるんだよ!なんて話をしました。そうしてラドン室から出ると、なんと、本当に色が変わっているではありませんか。乳白色になっているのです。長野の五色温泉など、色が変わるという温泉の話を聞いていますが、実際に目の前で変わったというのは初めての経験です。本当に温泉の持つ不思議な力に驚いた湯でした。(色の違いが分かるでしょうか?)

全天球写真はこちらです。

         

ラドン湯  小さく仕切られたラドン室には温泉からラドン成分が湯気となって浮かび、身体にいいと言うことでしょうか?上諏訪温泉の片倉館にも同じようなラドン浴室があったことを思い出しました。

                           

 こちらは前回浸かれなかった露天風呂です。新館と旧館の2階の間にあります。男女ともに同じ大きさの湯船のようですが、掃除と合わせてか、月曜と金曜日の午後に男女を入れ替えるそうです。今回は奥側が男性用となっていました。また、12〜3月は雪のために露天風呂は閉鎖するそうです。
 湯船は12〜3人が浸かれる大きさです。新館と旧館の隙間にあるからか、眺めはそんなにありません。湯は内湯と同じものを使っているようですが、なぜか無色透明の湯になっていて、つるつる感などは感じませんでした。これも湯使いの違いからでしょうか?
(09.11)

全天球写真はこちらです。
露天風呂

  

泉  質 含硫黄−ナトリウム−炭酸水素塩・硫酸塩泉
泉  温 100.0度
風呂の種類 内湯 ラドン風呂 露天風呂
設備等 ロビー 休憩室 駐車場
所在地 宮城県大崎市鳴子温泉字星沼18−9
電  話 0229−87−2323
交  通 東北自動車道 古川I.C.から34km、車1時間
営業時間
(日帰り入浴)
11時〜20時
料  金 入浴¥600 休憩¥1000〜 宿泊¥6975〜
(09.8)(09.11)(10.5)

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