西方の湯温泉
西方(さいほう)の湯

       

 以前からちょっと怪しい雰囲気の温泉があると聞いていた西方の湯。どのような湯なのか気になっていたので寄ってみました。
 訪れた西方の湯は、とある宗教法人の施設の中に湧く温泉でした。塩の湯温泉から国道113号線を走っていると突然目の前に親鸞聖人の巨大な立像が現れます。その管理棟?の中に浴室があるのです。館内の雑然とした雰囲気は山梨の黄金温泉湯王温泉を思い出させます。バザー会場のように様々な品物が並べられたホール、宗教画が飾られた廊下を通った先に浴室があります。
西方の湯

 

内湯 内湯
 浴室入ると、塩の湯温泉と同様に独特の臭いが襲ってきます。油臭とアンモニア、ゴムの焦げたような臭いが入り交じった独特な臭い。本当に強烈な臭いで、繊細な人には逃げ出したくなるかも知れません。でも、ちょっと変わった湯が好きな人にはニンマリとしてしまいます。
 湯船は20人は浸かれる熱めの大きなものと4〜5人が浸かれるぬるめのもの。そして水風呂があります。湯は墨のような感じの黒湯。東京の黒湯とはちょっと違った印象です。湯の中には黒と白の糸状の湯の花が舞っています。湯を舐めるとしょっぱく、ここでも印象的。癖はあるものの、なぜかまた浸かりたくなってしまう湯となりました。

         

露天風呂  外に出ると岩風呂が2つありますが、湯が満たされているのは1つだけ。内湯のちょっと暗い印象とは変わって明るい雰囲気の中で浸かる湯は気持ちよかったです。

                           

泉  質 ナトリウム−塩化物強塩泉
泉  温
風呂の種類 内湯 露天風呂
設備等 休憩室 駐車場
所在地 新潟県胎内市中村浜上畑2−29
電  話 0254−45−2550
交  通 日本海東北自動車道 中条I.C.から7km、車15分
営業時間
(日帰り入浴)
10時〜21時 (11月〜3月は20時まで)
休業日 第2・4火曜日
料  金 入浴休憩¥500 宿泊¥2000(素泊まり)
(08.5)

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