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中山平温泉
琢琇(たくひで)
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| 中山平温泉は湯治場の雰囲気が漂う温泉場ですが、そんな中にあって琢琇はちょっと高級路線を行く宿です。日帰り入浴も受け付けていますが、宿泊客がいない時間のみの利用であり、入口も別々なので（右の写真が日帰りの受付です）ゆったりと湯を楽しむことができます。 館内は落ち着いた雰囲気。チェックインをすると好みの浴衣を選ぶことができるようになっています。また、エステなどのついた宿泊コースもあるようで、こんなところが女性好みかもしれません。 |
| 今回で３回目のお泊まり。今回は玄関横にある別棟の「福の間」という部屋に泊まることになりました。ロフトのある洒落た造りの部屋です。温泉宿とは思えない造りの部屋ですね。１人用の部屋とのことですが、もうちょっと泊まることもできそうです。 （０９．８） |
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| 館内には３つの浴室があります。「鶴亀の湯」は宿の裏手から下駄に履き替えてちょっと下りたところにある男女別の露天風呂です。早朝と１０時に男女が入れ替わるので、宿泊すれば両方の湯に浸かることができます。 左側にあるのが茅葺きの屋根の架かった岩露天風呂の鶴の湯。２０人ほどが浸かることのできる大きさです。右側にあるのが六角形で縁が檜造りの湯船の亀の湯です。日帰り入浴の時間は檜風呂が男性用となっています。 全天球写真はこちらです。 湯はわずかに緑がかった透明なもの。わずかに玉子臭がします。源泉がかなり熱いので、湯量はかなり絞っていますが、かけ流しになっています。わずかに玉子臭のする湯に浸かると、とてもぬるぬることに驚いてしまいます。他の浴室の湯もぬるぬるす湯ですが、この湯が一番ぬるぬる感が強いように思いました。 |
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| 「長生の湯」はフロントのすぐそばにある浴室です。男女別の内湯と混浴の露天風呂があります。 浴室に入って驚いたのは、湯が墨のように真っ黒だったこと。他の宿の中山平温泉にも浸かったことがありますが、黒湯は初めてです。宿の方の話では、湯溜に雨が入ると黒い湯になってしまうとのこと。雨に含まれる成分と湯の成分が混じって化学変化を起こすのでしょうが、不思議なことです。もちろんこの湯もぬるぬるする湯でした。 全天球写真はこちらです。 男女の内湯の扉を開けて外に出ていくと混浴露天風呂があります。岩造りで２０人は浸かることのできる大きさ。短いですが境に仕切りがあるので、女性も人目を気にすることなく湯に浸かることができます。でも、女性の利用は少ないようです。 全天球写真はこちらです。 |
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宿の一番奥、日帰り入浴の受付の横にある浴室です。男性用は「石橋の湯」、女性用は「芍薬の湯」と名付けられています。男女共に大きな一枚物の石をくり抜いた湯船になっていますが、女性の浴室には露天の樽風呂もあるそうです。「石橋の湯」は４～５人が浸かれる大きさで、こちらの湯もかけ流し。石をくり抜いた湯船は独特の味があり、この湯に浸かってみるのも面白いかもしれません。 |
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| １年ぶりに訪れた琢琇。ほとんど変わっていなかったのですが、唯一変わっていたのが「石橋の湯」と「芍薬の湯」。男女が入れ替わっていたのです。「芍薬の湯」には樽風呂があると聞いていたので楽しみにしながら浴室に入ったのですが、樽風呂は撤去されていました。何かわけがあったのでしょうか？残念です。「芍薬の湯」自体の湯船は「石橋の湯」同様、石をくり抜いたもので大きさも同じでした。 （０７．８） 久しぶりに訪れた琢琇。中山平ではお高めの宿ですが、お気に入りの宿。「石橋の湯」と「芍薬の湯」は男女が交代で利用するようになっていました。そして、前回はなくなっていた樽風呂が復活していました。１人用としてはちょっと大きめの樽風呂ですが、２人でこの湯船に浸かろうとする人はいないでしょう。この湯に浸かっていると、すぐ下に陸羽東線のレールが見えました。気持ちよく湯に浸かっていたら、偶然にも列車が通り過ぎていきました。鉄ちゃんにはうれしい光景でしょうか？ （０９．８） |
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夕食は広間でいただきます。畳敷きの部屋ですが机でいただくので、悪い人でもの楽に食事をすることができます。 豆乳鍋、牛のステーキ、岩魚の田楽など、食事の内容も高級旅館らしく見栄えだけでなく、いい素材を使ったもので、どれもおいしくいただくことができました。 |
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| 泉 質 | 含硫黄－ナトリウム－炭酸水素塩・硫酸塩泉 |
| 泉 温 | １００．０度 |
| 風呂の種類 | 内湯 露天風呂 混浴露天風呂 |
| 設備等 | 休憩室 食堂 駐車場 |
| 所在地 | 宮城県大崎市鳴子温泉星沼２０－９ |
| 電 話 | ０２２９－８７－２２１６ |
| 交 通 | 東北自動車道 古川I.C.から３４ｋｍ、車１時間 |
| 営業時間 （日帰り入浴） |
１０時３０分～１４時 休憩は１１時～１５時 |
| 料 金 | 入浴￥８００、￥１０００（タオル付き） 休憩￥１０００（大広間）、個室￥８４００～ 宿泊￥１４０００～ （０６．８）（０７．８）（０９．８）（１０．１） |