保科温泉
永保荘

保科温泉は菅平への入口にあたる山の麓に湧く温泉です。飾り気のない、いかにも国民宿舎といった感じの永保荘に立ち寄ってきました。気軽に立ち寄れる、￥３００という格安の入浴料がうれしいところです。

浴室は２つあり、１つは宿泊者専用になっています。 　日帰りで利用できる浴室はそんなに広くはないものの、きれいに手入れされています。７〜８人が浸かることのできる湯船には無色透明の湯があふれています。驚くのは、源泉の温度が３０度と低いにもかかわらず、適温まで加熱してかけ流しになっていることです。光熱費がかさむだろうな、といらぬ心配をしてしまいますが、温泉好きには嬉しいことです。 　湯は飲泉することができるようになっており、硫酸塩泉らしい味がします。さっぱりした感じの湯は気持ちよく、湯上がりはいつまでも汗が引かないほどあたたまりました。

日帰りの浴室は男女が日替わりで利用するようになっていますが、今回訪れた時は、男性用が大きな浴室になっていました。ちょっと変わった形をした湯船は２つに仕切られ、湯口のそばは熱め。奥の方がぬるめになっていました。

宿泊者専用の浴室は新しく、とてもきれいなものです。タイル張りの湯船は１０人ほどが浸かることができるもの。もちろんこちらの湯船にも加熱した湯がかけ流しになっています。

夕食は食堂でいただきます。国民宿舎らしく？飾らない家庭料理。トンカツや刺身、まがり竹などが並びました。ボリュームもかなりあり、満足でした。 （０５．１）

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