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明治から続く歴史ある妙高温泉。でも、この温泉は妙高駅近くに湧く温泉ではなく、妙高山中腹の南地獄谷からの引湯です。 大湯は妙高温泉にある共同浴場です。妙高高原駅から少し上った高台の商店街の中にポツンと建っています。地元の方だけでなく、観光客や登山帰りの人たちも多く利用しているようです。 浴室はそんなに広くはありません。小さなタイル張りの六角形をした湯船が１つあるだけで、そこに無色透明の湯がかけ流しになっています。源泉は７２度と熱いものですが、遙か山の中腹から引湯されているからか、ちょうど入り頃の湯になっています。分析表には硫黄泉と表記されていましたが、硫黄泉らしさはそんなに感じません。さっぱりした湯は、登山などで汗をかいた身体にちょうどいいかもしれません。 |