佐野川温泉
（改装前）

山梨と静岡の境、身延線井出駅近くにある湯治向きの温泉です。３１．５度の源泉が注がれる大きな露天風呂が有名です。冬では寒そうなので、暖かくなるまで待って出かけました。 　地元ではかなりの人気のようで、多くの人が訪れていました。休憩室で休めるだけでなく、カラオケもできるようです。

浴室は男女別の内湯と混浴の露天風呂があります。内湯は半円形の湯船となっていて、加熱した湯と源泉の湯船の２つに分かれています。小さめの湯船にはたくさんの人でいっぱいでした。

内湯のドアを開けると、池のように大きな露天風呂があります。こちらは混浴となっていますが、真ん中に大きな岩が仕切りにようにあり、タオル巻きも可なので、女性もそんなに気にせずに湯に浸かることができそうです。 　湯は無色透明。３１．５度の源泉が蕩々と湯口から流れています。湯に浸かると、硫黄の臭いがし、ぬるぬるします。しばらくすると、無数のあわがうぶ毛についていました。湯口は男性側にあるのですが、少しあたたかいこととあわの付きがさらにいいからでしょうか、女性も含め常連さんが陣取っていました。常連さんと話をしたところ、湯口が変わったので、以前ほどあわの付きがよくなくなったとのこと。昔はさらにいい湯だったのかな？ 　冬には冷たそうな湯も、初夏には入り頃の湯温で、気がついたら１時間以上も浸かっていました。 ※０５年４月に浴室や露天風呂を改装し、男女別の浴室となりました。

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