船原温泉
船原館

たくさんの宿がひしめき合う修善寺温泉から車で２０分ほどの所にある船原温泉。数軒の宿がひっそりと建つ、静かな温泉です。 　船原館の隣には純金風呂で有名だった船原ホテルが建っていますが、今は廃墟となっており哀愁を誘います（ホテル○○○ジャパンと同じ経営者だったそうですが、火災に遭い休館に。その後、純金風呂も盗難に遭ってしまったそうです。）

内湯は男女別。「頼朝の湯」と「政子の湯」の２つの浴室があります。２４時間湯に浸かることができますが、途中で男女が入れ替わり、どちらの湯にも浸かることができるそうです。しかし、hiroが泊まった日は女性がほとんどおらず、「頼朝の湯」しか浸かることができませんでした。 　湯口からはボコボコッと無色透明の湯があふれています。湯口の近くはかなり熱め。奥の方は少しぬるめになっています。癖がなく、やわらかい湯でした。

内湯の外には小さいながらも岩造りの露天風呂があります。こちらの湯もかけ流し。内湯よりもぬるめで、暮れゆく景色を眺めながら、のんびりと過ごしました。

夕食は囲炉裏で食べる「お狩場焼」です。源頼朝が伊豆に流された際、船原温泉近くで狩りを楽しみ、獲物を野火で焼いて食べたことに由来するそうです。 　ｈｉｒｏが訪れた日は、前菜、お造り、冷しゃぶなどの他にお狩場焼として鮎、ジャガイモ、そばがき、サザエ、トウモロコシなどがでました。季節で内容が変わるそうで、また違う季節に入って楽しみたいと思いました。

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