十谷温泉
源氏荘

桃の木温泉から富士川沿いに下っていき、南アルプスの山の中に向かって入っていったところにあるのが十谷温泉です。前からぜひ行ってみたかった温泉の１つです。今回は、ガマの大岩風呂で有名な源氏荘の湯に浸かってきました。 　 十谷温泉は昔の日本の山村を思いださせる山の中の集落の奥にあり、すれ違いも困難な道を登って行きます。源氏荘は３軒ある十谷温泉の中でも一番奥にある宿です。宿の前にはガマの大岩風呂で売っているからか、カエルの像が数体並んでします。山の中の宿としては、設備も整い、きれいでな宿でした。

フロントで入浴料￥１０００を払うと、内湯と露天風呂のどちらかにしか入れないとのこと。しかも、入浴は１時間以内。ちょいと高いなと印象です。ここはためらわず、露天風呂に入ることにしました。ここには、有名なガマの大岩風呂があります。混浴なので女性には入りづらいかもしれません。でも、タオル巻きも可なので、女性もたくさん入浴していました。 　 ガマの大岩風呂は大きな岩の下にある浴室です。小さめの円形の湯船が１つあるだけです。岩に囲まれ、薄暗く、洞窟の中にいるような気がしました。

ガマの大岩風呂の隣には大きめな露天風呂があります。河畔にあり、暑い日だったこともあって、いい気持ちでのんびりと湯に浸かることができました。 　 湯は無色透明で、ちょっと怪しい雰囲気の女性の像から注がれています。飲泉もできるので、飲んでみたところしょっぱく、後から苦みが口の中に広がり、おいしい湯ではありませんでした。 　 湯上がりは、塩分のためか体が火照り、暑い日にはちょっとつらかったです。

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