白布温泉
東屋

以前訪れた茅葺き屋根の宿、西屋の隣に建つ東屋。以前は東屋、中屋、西屋と３軒の茅葺き屋根の宿が並んでいたそうですが火事により東屋と中屋は消失してしまったそうです。東屋はその後しっとりとした落ち着いた雰囲気の宿となって再建されたのだそうです。

浴室は男女別の内湯と露天風呂。そして家族風呂が２つあります。 　内湯は昔ながらの造りで、５〜６人が浸かれる湯船と白布名物？の３つの豪快なうたせ湯です。この内湯は火災の影響をあまり受けなかったそうで、湯船は昔のままのものを使っているのだそうです。 　無色透明の湯は適温。湯船の中にはけっこう大きめな白い湯の花がたくさん舞っています。ふんわりとやわらかい湯はとても気持ちよく、いつまでも浸かっていたくなる心地よさでした。

内湯の隣に露天風呂があります。露天風呂は宿を建て直す時に新しく造ったものだそうですが、けっこう年季を感じさせる岩組みの湯船です。１０人ほどが浸かれる湯船で涼しい風を浴びながらの湯は気持ちよかったです。

内湯の隣にある家族風呂です。石組みで３〜４人が浸かれる大きさです。カップルや小グループで浸かるのにちょうどいい大きさです。

内湯より一段高い場所にあるもう１つの家族風呂です。どちらの家族風呂も予約制ではなく、空いていればいつでも利用できるのがうれしいところです。 　こちらの家族風呂は石をくり抜いた３〜４人が浸かれる石風呂となっています。屋根が架かっていますが、目の前が広がっていて半露天風呂となっています。ゆったりと浸かることができるので、この湯が一番気に入りました。

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