日中(にっちゅう)温泉
ゆもとや

国道１２１号線の日中ダムのすぐ目の前に建つ一軒宿、ゆもとや。本当に周りには何もなく、このゆもとやだけがポツンと建っています。ダムができる前にも温泉はあったそうですが、ダム建設後に新たな温泉を掘ってできたのが今の温泉だそうです。宿の前には足湯もあります。宿泊客は無料で利用できますが、立ち寄りの場合は有料となるそうです。

宿の奥に浴室があります。「栂峰の湯」と呼ばれる内湯は１２〜３人が浸かれる大きさの湯船があります。無色透明の湯が溢れていますが、こちらは循環しており、そんなに浴感はありませんでした。

外に出ると２つの露天風呂があります。手前に木造りの「高倉の湯」があります。こちらは加熱して適温となった湯がかけ流しになっています。

奥には「飯盛の湯」という樽風呂があります。こちらは源泉そのままのちょっとぬるめの湯になっていて、暑い夏にはとても気持ちよかったです。湯は湯口では無色透明ですが、湯船では酸化したからか、わずかに濁り気のある茶色。口に含むとしょっぱい湯でした。

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