女夫渕温泉
女夫渕温泉ホテル
奥鬼怒の入口に建つ女夫渕温泉。この奥に湧く八丁ノ湯、加仁湯、日光沢温泉、手白沢温泉へはここから歩いてしか行けません。車で訪れると女夫渕温泉ホテルの前にある駐車場に車を置いて歩いて行くことになります。八丁ノ湯と加仁湯は以前に訪れたことはありますが、女夫渕温泉は未湯だったので訪れてみました。 女夫渕温泉はかなりの山奥にも係わらず鉄筋造りの大きな宿に驚きます。日帰りも気軽に利用することができますが、宿泊とは別の日帰り専用の「女夫の湯」という施設から入るようになっています。変わっているには入口に券売機があり、入浴料を入れるとパスネットのようなカードが出て来ます。そのカードを自動改札のようなゲートに入れて入場するようになっていることです。 階段を下りると簡単な脱衣所があり、そこで着替えるようになっています。女夫渕温泉ホテルはたくさんの露天風呂が有名でもちろん内湯もありますが、日帰り入浴は露天風呂だけが利用できます。露天風呂は基本的に混浴ですが、女性専用の露天風呂も2つあります。 |
露天風呂は鬼怒川沿いに点在しています。脱衣所の左手にある露天風呂が福禄寿の湯です。湯船の真ん中に大きな岩があり、そこが湯口になっています。湯の成分で黄色っぽくなっています。奥鬼怒にいくつかある噴泉湯をイメージしているのでしょうか。湯は無色透明。玉子臭がする適温の湯で黄色い湯の花も浮かんでいます。 |
「福禄寿」の湯の隣にあるのが「毘沙門天の湯」です。こちらはやや小振りで7〜8人が浸かれる大きさです。 |
さらに隣にあるのが「弁財天の湯」です。その奥には屋根付きの「寿老人の湯」と「恵比須の湯」です。弁財天の湯は大きめでここが一番人気のようでたくさんの人が浸かっていました。 |
屋根付きの「寿老人の湯」には丸見えではありますが、脱衣所があります。その隣には「恵比須の湯」があります。この2つは小さめで5〜6人が浸かれる大きさです。 |
一番奥にあるのが「大黒天の湯」です。ここが一番大きく、ゆったりと浸かることができます。最初は気がつかなかったのですが、小さな洞窟風呂もあります。洞窟風呂に入ると東北によくある金精様が祀られていました。 |
脱衣所の右手には3つの湯船があります。「白寿の湯」は屋根付きの大きなもので、12〜3人が浸かることができます。 |
「白寿の湯」の前にあるのが「大天狗の湯」です。その奥に小さな「子天狗の湯」があります。「大天狗の湯」はちょっと熱めでしたが、「子天狗の湯」はぬるめでいつまでも浸かっていたいくらいでした。玉子臭や湯の花もここが一番で、「子天狗の湯」が一番のお気に入りになりました。 短い時間しかなかったので駆け足で廻りましたが、できればゆっくりと自然と共に湯を楽しみたいと思いました。女性もタオル巻きが可能なようなので、混浴の露天風呂も楽しんではいかがでしょうか? |
一番奥にあるのが「人魚の湯」です。こちらは「湯船」ではなく「温水プール」となっています。夏のみ利用できるとのことでしたが、季節柄まだ早かったのか、湯?は張られていませんでした。温水プールということで、ここは水着を着て利用することも可能なようです。 ※2013年7月に廃業されたそうです。 (16.12) |
泉 質 | ナトリウム−塩化物泉 |
泉 温 | 52.0度 |
風呂の種類 | 内湯 混浴露天風呂 女性専用露天風呂 |
設備等 | 休憩室 駐車場 |
所在地 | 栃木県日光市川俣荒井田80−2 |
電 話 | 0288−96−0001 |
交 通 | 日光宇都宮道路 日光I.C.から50km、車2時間 |
営業時間 (日帰り入浴) |
8時30分〜15時 |
料 金 | 入浴休憩¥1000(2時間) 宿泊¥15000〜 (07.7) |