草津温泉
草津館
草津館は草津の名所、湯畑の真ん前。白旗の湯の隣に建つ小さな宿です。独自源泉を持つ宿ということでお世話になることにしました。館内はしっとりとした雰囲気です。 |
浴室は宿の規模に見合ったかのように小さめのもの。手前に白旗の湯を小さな湯船と奥に独自源の若乃湯を引いた湯船があります。共に石造りの湯船です。 白旗の湯は共同浴場の白原の湯とは違って透明なもの。ちょっとぬるめでいつまでも浸かっていたいくらいでした。若乃湯は白旗の湯よりも熱めで、こちらも透明なもので、ちょっとピリピリとした感じがしました。 湯はどちらも透明なのですが、どちらの湯も時間によって微妙に色が変わるようです。昼に浸かった時は白旗の湯がグレー、若乃湯が緑色がかったものでしたが、夜浸かった時は白旗の湯は緑色で、若乃湯が青みがかった色に変わっていました。温泉の不思議さを感じざる終えませんでした。 |
宿の中庭に若乃湯の源泉があります。湯の成分的には白旗の湯と似ているのですが、湯の感じはやはり違います。草津館だけでは使い切れない湯はもったいないことに捨てているようです。 |
食事は1階にある食事処でいただきます。和の食材を洋食風にアレンジしたものが多く、懐石風の旅館料理とはひと味違っていて、どれもおいしくいただくことができました。写真のほかに天ぷらなど後数品の料理も出ました。 |
草津を訪れると誰でも寄るのが湯畑でしょう。冬の夕闇が迫る頃の湯畑は、雪と湯気の中に灯りが点り、なかなかいい風情です。ちょっと寒いけど、温泉まんじゅうの試食をさせてくれるなど、温泉街のそぞろ歩きも楽しいものです。再び草津を訪れたくなってしまいました |
泉 質 | 若乃湯 …酸性・含硫黄−アルミニウム−硫酸塩・塩化物泉 白旗の湯 … 酸性・含硫黄−アルミニウム・硫酸塩泉 |
泉 温 | ? |
風呂の種類 | 内湯 |
設備等 | 駐車場 |
所在地 | 群馬県吾妻郡草津町草津甲419 |
電 話 | 0279−88−2027 |
交 通 | 関越自動車道 渋川伊香保I.C.から58km、車2時間 |
営業時間 (日帰り入浴) |
? |
料 金 | 宿泊¥12600〜 (06.2) |