大平(おおだいら)温泉
滝見屋
米沢から最上川を遡った源流に湧く温泉は大平温泉です。前日訪れた姥湯温泉への道もハードなものでしたが、大平温泉への道はさらに厳しいものでした。道が狭く、曲がりくねっていることはもちろんですが、簡易舗装とダートが交互に現れ、勾配もきついのです。途中では米沢市内を望む素晴らしい景色を眺めることができたのですが、さらに大変だったのは車を置いてから… 駐車場は山を登り切ったところにあるのですが、そこから谷底へと下りて行く急な道を20分ほど歩いて行かなければならないのです。膝がガクガクとしてしまうくらいでした(単に運動不足?)。帰り道はさらに大変そうです。ちなみに泊まりの場合は小さなゴンドラで荷物を運んで下さるそうです。 ようやく着いた場所は最上川源流の谷底。そんな場所に、とても立派な滝見屋が建っています。どのようにして資材を運び建築したのだろうと、驚いてしまいます。 |
日帰りで利用できるのは露天風呂のみです。湯船は最上川源流を望む場所にあります。20人は浸かることのできる岩風呂。無色透明の湯がかけ流しになっているのですが、とても熱いものです。ちょっと長湯は無理で、湯に浸かって火照った身体を、川を流れる涼しい風で冷ますことを繰り返しました。湯の中には消しゴムのかすのような湯の花もたくさん舞っていました。 大自然に囲まれた湯に浸かっていると、本当に世間のことを忘れさせてくれます。わずかな時間、湯に浸かっているだけではもったいないくらいです。ゆっくりとこの湯に浸かって楽しみたいと思いながら、大平温泉を後にしました。 |
露天風呂の先には「最上川源流の碑」が建っており、上流にはいくつもの滝があるそうです。次回訪れた時は、これらの滝も見てみたいと思いました。 |
泉 質 | ? |
泉 温 | ? |
風呂の種類 | 内湯 露天風呂 貸切露天風呂 |
設備等 | 駐車場 |
所在地 | 山形県米沢市大字李山1801 |
電 話 | 090−3024−1726(現地衛星電話) 0238−38−3360(予約・案内所) |
交 通 | 奥羽本線 米沢駅から20km、車50分、下車後徒歩20分 |
営業時間 (日帰り入浴) |
10時〜15時30分 |
休業日 | 11月中旬〜4月 |
料 金 | 入浴¥500(露天風呂のみ) 宿泊¥11500〜 (04.10) |