奴留湯(ぬるゆ)温泉
共同浴場

       

奴留湯温泉 共同浴場  奴留湯温泉はこの共同浴場1つだけという小さな温泉場です。ちょっと変わった「奴留湯」という名前。昔、殿様がこの地方を訪れた際、お供の奴(やっこ)さん達が、元々湧いていたこのぬるい湯に浸かって疲れた体を癒していたそうです。でも、ぬるい湯なので長湯してなかなか湯から上がらなかったので、「奴さんを留める湯」ということで「奴留湯温泉」と名付けられたとか。「ぬるい湯」と引っかけているのでしょうが、おもしろいエピソードです。

                        

 実際に浴室に入ると、10人ほどが浸かれる大きさの湯船と5人ほどが浸かれる小さな湯船があります。無色透明の湯がドバドバともったいないくらいにあふれかえっています。湯に浸かって驚くのは湯船の底。今までも湯船の底に玉砂利を敷いている所はありましたが、漬け物石のような大きさの石がごろごろと転がっているのです。そして、石の間からもブクブクと泡が浮かび上がり、湯が湧きだしています。
 本当にぬるい湯に浸かっていると、ほのかに玉子臭がし、気持ちよくなってきます。腕をさすると、ぬるっとした感触で、いつの間にか細かい泡がうぶ毛についていました。体から離れた泡は水面?に浮かび上がり、パチパチとはじける様は見ていて飽きません。気がつくと1時間余りも湯に浸かっていました。hiroのお気に入りの1湯となってしまいました。
 夏場に気持ちいい湯ですが、さすがに冬場は大変らしく10月〜5月は加温するそうです。ぜひとも夏に行ってこの湯に浸かってみて欲しいと思います。
内湯

             

泉  質 硫黄泉
泉  温 38度
風呂の種類 内湯
設備等 駐車場
所在地 熊本県阿蘇郡小国町北里
電  話 なし
交  通 久大本線 豊後森駅から24km、車1時間
営業時間  6月〜9月 9時〜21時
10月〜5月 15時30分〜21時30分
休業日
料  金 入浴¥200
(02.8)(03.8)

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