蔦温泉
蔦温泉旅館

 

 酸ヶ湯から十和田湖へ向かう途中、静かな樹海の中にある落ち着いた一軒宿の温泉です。建物も昔からの本館と鉄筋の新館とがあります。できれば木造の本館に泊まってみたいところです。


 今回は大正7年に建築されたという本館に泊まってみました。本館の上には階段を60段ほど上る別館があります。こちらの部屋は凝った造りだそうですが、年寄り連れなのであまり歩かない本館にしました。本館は歴史を感じさせる造りで、ちょっと年季を感じさせる部分もありますが、気持ちよく一晩を過ごすことができました。
(06.8)
蔦温泉旅館

 

泉響の湯  日帰り入浴で行くと案内されるのが、この泉響の湯。以前来た時より脱衣所は広く、きれい。浴室も広くなっていました。あとで宿の方にお聞きすると、4年ほど前に湯小屋を改築したとのこと。
 浴室は木造。木張りの湯船の底から時々ブクブクと泡が出てきます。そう、蔦温泉の源泉は湯船の底なんです。湯は無色透明。柔らかく感じる湯です。ときおり出てくる泡と適温の湯が気持ちよかったです。湯に疲れると、湯船の横で寝転がり、また湯に浸かる。しばらくこんなことを繰り返してしまいました。

          

 本館入口横にありながら、男性用しかないためか、あまり知られていない久安の湯です。こちらに来るのは、蔦温泉によく来る人くらいのようです。
 久安の湯は小ぶりで、ここも木造の浴室。ここも湯船の底から湯が湧き出ています。泉響の湯よりちょっとぬるめの湯は気持ちよく、こちらの方がのんびりとすることができました。


 女性専用の時間が設けられていますが、日帰り入浴では男性用となっているので、女性は宿泊してこの湯を楽しむしかありません。
女性専用時間 … 21時〜8時
(06.8)
久安の湯

         

夕食  夕食は部屋でいただきます。マスの塩焼きなど山の幸が並び、どれもおいしくいただけました。

   

泉  質 ナトリウム−硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉
泉  温 泉響の湯 … 46.9度
久安の湯 … 44.6度
風呂の種類 内湯 貸し切り風呂
設備等 食堂 休憩室 駐車場
所在地 青森県十和田市蔦温泉
電  話 0176−74−2311
交  通 東北本線 青森駅から車1時間30分
営業時間
(日帰り入浴)
9時〜19時
料  金 入浴¥500 貸し切り風呂¥3500(1時間) 宿泊¥9000〜
(00.8)(06.8)

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