かんの温泉
ホテルかんの
日本秘湯を守る会の宿で有名なかんの温泉です。鹿追から然別湖へ向かい、途中から分かれて14kmほど走った行き止まりにあります。ダートを9kmほど走らなければなりませんが、フラットなダートなので、普通乗用車でも楽に行けます。宿の前に着くと、いやでも目にはいるのが、手前にある旧館です。昭和20年に完成した古い建物ですが、かんの温泉といえばこの旧館です。この先に鉄筋の新館があります。 「かんので治らぬ病はない」といわれ、夏に来る客よりも冬に湯治で来る客の方が多いそうです。浴室は8つ、泉質も7種類あるそうで、1日ではゆっくりと湯を楽しむことはできません。ゆっくりと滞在したい宿です。 |
旧館の様子です。湯治場の雰囲気が色濃く残っており、湯治部もあります。到着したら、ここで受付をします。 | 夕食です。以前は旧館に泊まりましたが、今回は新館にしてみました。旧館に宿泊すると大広間での食事になりますが、新館では部屋出しとなりました。 |
新館にある湯で人気なのが、この露天風呂でしょう。宿のご主人がイチイの木を使って造られたそうです。いつ行っても人がいます。湯は赤さび色をしており、ぬるめの湯です。 ☆含石膏食塩鉄泉 42〜64度 |
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上の丸い湯船の隣にある露天風呂です。丸い湯船からあふれた湯がこちらに流れてきます。したがって、さらにぬるめの湯になっています。露天風呂はかんの温泉でも一番高い場所にあるのですが、周りが山なのでそれほど展望がよいというわけではありません。でも、外の空気を吸いながら湯に浸かれるのは気持ちいいものです。 | |
「クロレラの湯」です。かつては露天風呂だったそうですが、今は屋根があり内湯になっています。岩の間から湯が湧き出ています。ちょっと熱めの湯でした。洗い場には湯のカルシウム分が堆積しています。 6時〜14時30分は女性専用になります。 ☆重曹硼酸食塩泉 53〜78度 |
かんの温泉の中でも一番小さい浴室です。脱衣所の内側から鍵をかけることができるので、貸し切りにできます。混浴ばかりのかんの温泉では、女性にも入りやすい湯です。 湯は微白濁で、ぬるめでした。 ☆含硼酸重曹食塩泉 42〜45度 |
中浴場には2つの湯船があります。左側が「不動の湯」、右側が「オンコの湯」です。不動の湯は熱めで、オンコの湯はぬるめでした。どちらも無色透明の湯でした。 14時30分〜23時は女性専用になります。 ☆不動の湯 … 含硼酸重曹食塩泉 56度 オンコの湯 … 含石膏食塩泉 48度 |
滝の湯です。以前はうたせだったのでしょうか?今では堆積物が多く、うたせにはほとんどなりませんが…。無色透明で、ぬるめです。 ☆重曹食塩泉 53度 |
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鉄(サビ)の湯です。大浴場でも一番大きな湯船です。湯は微白濁で、ぬるめです。 ☆含ほう硝重曹食塩鉄泉 58度 |
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炭酸の湯です。とても小さな湯船です。無色透明で、とてもぬるい湯でした。 ☆含炭酸重曹食塩泉 35度 ☆大浴場は脱衣所は男女別になっていますが、浴室内は混浴の北海道によくあるタイプです。 ☆館内の湯はすべて水着禁止です。 |
風呂の種類 | 混浴露天風呂 混浴内湯 (女性専用時間あり) |
設備等 | 駐車場 |
所在地 | 北海道河東郡鹿追町然別峡 |
電 話 | 01566−6−2848 0120−22−2848(予約専用) |
交 通 | 新得から車1時間 |
営業時間 (日帰り入浴) |
8時〜21時 9時〜16時は休憩室利用可 |
料 金 | 入浴500円 (99.8) |