中山平温泉
菊地旅館

中山平温泉の中でも田んぼに囲まれたのどかな風景の中に建つ、小さな自炊の湯治宿です。ご主人一人で切り盛りしているみたいです。宿を訪れた時、ご夫婦で湯に浸かっている人がいるからと、お茶を出していただき、温泉の話をしてくださいました。ご主人は温泉や温泉旅館についてかなり勉強されているようで、本や新聞の切り抜きなどを見せてくださり、鳴子や中山平温泉のことについて蘊蓄を聞かせてくださいました。中山平温泉には８０の源泉があるそうですが、そのうち４８が蒸気合成温泉だそうです。ちょっと為になるひとときを過ごすことができました。

男湯はけっこう広い造りで、３〜４人が浸かれる湯船が２つあります。左手にはぬるめ。右手には熱めの湯が注がれています。どちらも小タイル張りで木の縁となっています。無色透明の湯ですが焦げたようなにおいがする独特なもの。さっぱりとした感触がしました。 全天球写真１、全天球写真２はこちらです。

浴室は男女別ですが、女性用は男性用と背中合わせで造られており、扉を開けると行き来仕組みです（普段は鍵がかかっています）。女性用はコンクリート造りで２〜３人が浸かればいっぱいになってしまう小さなものです。 全天球写真はこちらです。

中山平温泉スタンプラリー

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