奥津温泉
奥津荘

       

 吉井川沿いに湧く小さな温泉地、奥津温泉。しっとりとした雰囲気がいい感じです。奥津温泉の中でも昔ながらの佇まいを見せるのが奥津荘です。 奥津館

 

浴室  奥津荘の浴室は階段を下りた半地下といった場所にあります。そこには「鍵湯」と「立湯」と呼ばれる2つの浴室があります。「鍵湯」は津山藩主がこの湯を気に入り、番人を置いて鍵をかけて一般人の入浴を禁止したことに由来するそうです。

          

鍵湯  「鍵湯」は7〜8人が浸かることのできる大きさの湯船。湯船の底は天然の岩盤ででこぼこしています。二岐温泉の大丸あすなろ荘を思い出させました。
 湯船には無色透明の湯が蕩々と溢れています。湯に浸かるとふわっとした感触で、癖のないもの。つるつる感もあり、いつまでも浸かっていたくなる湯でした。この湯を独り占めした殿様の気持ちも分かる気がしました。

         

 こちらは「立湯」。日帰り入浴の時間は女性用になっています(温泉仲間の女性に撮ってもらいました(^^ゞ )。宿泊すると時間によって「鍵湯」と「立湯」は男女が入れ替えになり、両方の湯に浸かることができるそうです。次は泊まってじっくりとこの湯を楽しみたいと思いながら奥津荘を後にしました。 立湯

                           

泉  質 アルカリ性単純温泉
泉  温 42.6度
風呂の種類 内湯 貸切風呂
設備等 駐車場
所在地 岡山県苫田郡鏡野町奥津48
電  話 0868−52−0021
交  通 中国自動車道 院庄I.C.から23km、車50分
営業時間
(日帰り入浴)
11時〜14時
料  金 入浴¥1000 宿泊¥15000〜
(08.2)

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