真賀温泉
真賀温泉館

真賀温泉は勝山藩の浴場として栄えた温泉なのだそうですが、その殿様が浸かられた湯がこの真賀温泉館にある幕湯です。 　真賀温泉館は急な階段を登った上にあります。途中、露天風呂のような湯だまりがありますが、これは洗濯場だそうですので、浸からないように(^^ゞ

真賀温泉館には男女別の「普通湯」と混浴の「幕湯」。そして家族湯が３つあります。 　「幕湯」とはこの湯を気に入った殿様が幕を引いて独占したことに由来するそうです。「幕湯」はこの真賀温泉の湯元となっていて、１m以上ある深い岩組みの湯船の底に湯口があります。そこに竹筒が差し込まれ、湯が湧き上がってくるようになっています。湯船は３〜４人も浸かればいっぱいになってしまう小さなもので、立って浸かるようになっています。無色透明の湯はぬるめでいつまでも浸かっていたくなる気持ちよさ。たくさんの人で賑わっていました。 　「普通湯」は「幕湯」の隣に男女別で造られています。大きさも「幕湯」よりも広く、湯船も浅め。こちらにも「幕湯」から引かれた湯が溢れています。湯は変わらないので、気軽に浸かりたいなら「普通湯」でもいいかもしれません。

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