東鳴子温泉
馬場温泉

       

馬場温泉 湯小屋
 以前から訪れてみたかった馬場温泉。東鳴子温泉の入口にあります。実を言うと、馬場温泉は旅館部と共同浴場の2つがあるのです。敷地の右手に旅館、そして庭の真ん中にポツンと共同浴場があるのです。もちろん料金は別!今回は共同浴場の湯に浸かりたく、馬場温泉を訪れました。共同浴場に浸かるには、奥の母屋で入浴料を支払うようになっています。

          

内湯  母屋で入浴料を払って湯小屋に向かいますが、湯を管理しているおじいちゃんは、「熱いから浸かれるかな?」と言って脅かします。ちょっと心配しながら湯小屋に入ると湯船が1つだけのシンプルな造り。貸切で利用するようです。そして驚いたのは東京の黒湯のような真っ黒な湯がザアザアとかけ流しになっていることです。手をつけてみるとおじいちゃんの言う通りものすごい激熱!ゆっくりと湯に浸かり、身体を動かさないようにしていると、身体に細かな泡がついてきます。そして湯の表面を見ると、プチプチと泡がはじけています。そしてほのかに油臭が漂ってきます。

 何ともいえない湯に満足しながら湯から上がり、湯小屋の外で涼んでいるとおじいちゃんが茶でも飲んでいけと言ってくださいました。ありがたくお誘いを受け、いろいろとお話を伺いました。この共同浴場は昭和8年掘削許可を受けたものだそうで、旅館部用とほかにもう1本。計3本の源泉があるそうです。馬場温泉の歴史や湯の話などを伺うことができ、有意義な時間をもつことができました。次回は別源泉の旅館部の湯に浸かってみたいと思いながら馬場温泉を後にしました。
 全天球写真はこちらです。

                           

泉  質 純重曹泉
泉  温
風呂の種類 内湯
設備等 駐車場
所在地 宮城県大崎市鳴子温泉馬場102
電  話
交  通 東北自動車道 古川I.C.から26km、車1時間
営業時間 4時〜23時
休業日
料  金 入浴¥300
(07.8)

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