銀山温泉
能登屋旅館
風情のある温泉街でそぞろ歩きの人で賑わう銀山温泉。以前、小関館に泊まりましたが、今回は木造4階建で有名な能登屋旅館に泊まりました。今回泊まったのは川沿いの部屋ではなく、奥に建つ別館でしたが、能登屋旅館の味を感じ取ることができました。 建物には味のある鏝絵が描かれ、歴史を感じさせます。望楼にはクラシカルな調度が置かれた談話室があり、気分を盛り上げます。でも、館内はエレベーターが設置されるなど改修されており、快適に過ごすことができました。 また、銀山温泉に泊まったら、ぜひ夜の温泉街を歩いてみて下さい。ガス灯に照らしだされる木造の宿を中心とした温泉街。ちょっと幻想的ですよ。 |
浴室は別館にあります。2つの浴室は男女交代制になっていて、両方を楽しむことができます。上の写真は露天風呂がついた浴室で、内湯は木造りの17〜8人が浸かれる大きさ。露天風呂は岩造りで5〜6人が浸かることができます。 湯はわずかに白濁りのある透明なもの。ちょっと玉子臭がする湯です。源泉が熱いために加水しているのが残念なところですが、かけ流しになっています。湯に浸かると糸状の黄味を帯びた湯の花も浮かんでいました。 |
もう1つの浴室には石造りの湯船と木造りの湯船の2つがあります。角のちょっとうす暗い場所にあり、開放感はありませんが、木の湯船は優しい感じがし、朝風呂を楽しんでしまいました。 |
玄関横の半地下に洞窟風呂があります。元はここが能登屋のメインの浴室だったようですが、現在は貸切風呂となっていて、空いていれば自由に利用することができます。 階段を下りて行くとけっこう広めの空間が広がっています。思ったよりも蒸したりせずに快適に湯に浸かることができました。湯の中で2つに仕切られ、手前はけっこう熱めの湯、奥が適温になるように調整されていました。ちょっとほの暗い中、一人まったりと浸かる湯はなかなかよかったです。 |
夕食は部屋でいただきます。マスのカルパッチョや塩焼き、鴨鍋、牛のステーキ、鯉のうま煮など食べきれないくらいの品が並び、どれもおいしくいただくことができました。でも、残念だったのは、ごはんとみそ汁が始めに出されて、食べる時には冷めてしまっていたこと。ここら辺は少し出す時間を考えて欲しいと思いました。 |
泉 質 | 含硫黄−ナトリウム−塩化物・硫酸塩泉 |
泉 温 | 60.6度 |
風呂の種類 | 内湯 露天風呂 洞窟風呂(家族風呂) |
設備等 | ロビー 駐車場 |
所在地 | 山形県尾花沢市銀山温泉 |
電 話 | 0237−28−2327 |
交 通 | 奥羽本線 大石田駅から18km、車45分 |
営業時間 (日帰り入浴) |
不可 |
料 金 | 入浴休憩昼食¥5325〜 宿泊¥13800〜 (06.8) |