滑川温泉
福島屋旅館
旧米沢街道から奥羽本線 峠駅に向かい、さらに脇道へと入って行った先に滑川温泉があります。姥湯温泉への分かれ道にあり、200年を超える歴史のある温泉だそうです。随所に昔ながらの湯治場の雰囲気を残し、なんだかホッとする宿です。旅館部だけでなく、自炊部も残り、今もたくさんの湯治客の方がいらっしゃるようです。 | |
館内には混浴の内湯と女性専用の内湯があります。混浴の内湯は石造りで15〜6人が浸かることのできる大きさ。湯口からは無色透明の湯がかけ流しになっていますが、湯船ではきれいな乳白色の湯になっています。湯の中には消しゴムのかすのような白い湯の花も舞い、高い天井、木造りの浴室はいかにも「東北に来たな〜」という思いにさせてくれます。夜、白熱灯の灯り1つに照らされたほの暗い浴室で一人湯に浸かっていると、しみじみとしてきてしまいました。 |
宿の裏手の渓流沿いに混浴の露天風呂があります。岩造りで、15人ほどが浸かることができます。簡単な脱衣所があるだけなので、女性にはつらいかもしれませんが、16時〜17時30分は女性専用となります。 何回もこの湯にも浸かったのですが、時間によって白濁度が違い、温泉の不思議さを感じることができました。 なお、滑川温泉には3つの源泉があり、混浴の内湯、女性専用の内湯、露天風呂で湯が違うようです。女性専用の内湯には浸かることはできませんが、どのような湯なのか、ちょっと浸かってみたいと思いました。 |
食事は部屋でいただきます。夕食は岩魚の塩焼き、鯉のあらい・うま煮、きのこなど山の宿らしい食事でおいしくいただくことができました。 |
泉 質 | 含硫黄−ナトリウム・カルシウム−炭酸水素塩・硫酸塩泉 |
泉 温 | 53.6度…上の湯(混浴内湯) 51.2度…中の湯(露天風呂) 40.4度…下の湯(女性専用内湯) |
風呂の種類 | 混浴内湯 女性専用内湯 混浴露天風呂 |
設備等 | 駐車場 |
所在地 | 山形県米沢市大字大沢字滑川15 |
電 話 | 090−3022−1189(衛星電話) |
交 通 | 東北自動車道 福島飯坂I.C.から28km、車1時間10分 |
営業時間 (日帰り入浴) |
9時〜16時 内湯…10時30分〜12時30分 露天風呂…月・水・金曜日の13時〜 は清掃のため入浴不可 |
休業日 | 11月中旬〜4月中旬 |
料 金 | 入浴¥500 宿泊¥9800〜 (04.10) |