巣郷温泉
でめ金

「でめ金」は国道沿いにある食堂で、食事をすれば湯に浸からせていただくことができると聞き寄ってみました。食堂は２階にあり、「温泉に浸からせていただけると聞いたのですが…」と話すと、快く湯に浸からせていただくことができました。浴室は１つしかないので、入浴を希望する人が多い時は順番待ちとなります。余裕がある時は食事の前でも後でもいいそうです。今回は食事の前に湯に浸からせていただきました。

浴室に入ると、石油のような臭いが充満しており、びっくりとしてしまいます。浴室はごく普通の家庭用の大きさで、湯船は３人も入ればいっぱいになってしまうくらいの大きさ。形もちょっと変わっています。壁には屋号の通り？「でめ金」のタイル絵が描かれていました。 　ちょっと濁り気のある透明な湯は適温。わずかですがかけ流しになっています。油の臭いが立ち込める独特の湯を堪能しました。 　 　食事の時に湯のことを聞いてみると、家族が湯に浸かるために温泉の権利を買ったのだそうです。温泉を売りにして食堂を開いているわけではなく、あくまで食事をしてくれる人へのサービスですので、マナーを守って利用させていただきたいものです。

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