別府温泉
駅前高等温泉

別府の共同浴場の中では、竹瓦温泉と並んで人気がある別府駅前高等温泉。別府の駅から歩いて２分ほどの所にあり、本当に「駅前温泉」と言った立地にあります。観光の合間に立ち寄る人も多いようです。 　でも、なぜにして「高等」温泉と、思っていたのですが、この共同浴場には「高等湯」と呼ばれる硫黄泉の湯と「並湯」と呼ばれる単純温泉があるようです。今回、どちらの湯に浸かろうかと思いながら行ったのですが、「『高等湯』は混んでいるのでよければ『並湯』に浸かって下さい。」と言われてしまったので、「並湯」に浸かることになりました。 　なお、この別府駅前高等温泉は、簡易宿泊所として宿泊することもできるようです。

並湯

「並湯」は半地下といった場所にあり、半円形の湯船に無色透明の湯がかけ流しになっています。でも、湯口は見あたりません。湯船の底に湯口があるようです。ちょっと熱めの湯でしたが、混んでいるという「高等湯」に比べて「並湯」は貸切状態で、ゆったりと湯に浸かることができました。次に訪れるときは、「高等湯」に浸かってみたいと思いながら、駅前高等温泉を後にしました。

高等湯

今回は高等湯に浸かってみました。こちらは入口の左手にあり、ちょっと階段を上った場所にあります。脱衣所から階段を下りたところに広くはない浴室があります。湯は無色透明でふんわりとしたもの。わずかに塩分を感じるものでした。

浴室に入って、初めは「熱い湯」と書かれた湯船しか見えなかったのですが、なんと脱衣所の下に洞窟のような「ぬるいの湯」の湯船があったのには驚きました。こちらの湯はかなりぬるめで、いつまでも浸かっていたくなるくらいでした。

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