広河原温泉
米沢の奥に無料で浸かることのできる間歇泉があると聞き、訪れました。かなりハードなダートを走っていくので、それなりの覚悟が必要ですが、かなりたくさんの方が訪れていました。着いてみると、山の中の秘湯とは思えない山小屋風の施設があり、水曜・土曜・日曜日は管理人さんがいらっしゃるようです。 小屋の前にはオーバーフローした湯が流れ出し、赤茶色に変色しています。湯の成分が濃いのか、堆積物がけっこう積もっています。いずれは二股ラヂウム温泉や古遠部温泉のような石灰華になるのかなと思ってしまいました。 |
湯船は10人くらいが浸かることのできる岩風呂。奥には4人くらいが浸かることのできる小さな湯船もありました。 湯船には赤さび色の湯があふれています。源泉は35度ほどのぬるい湯なので、10月に浸かるにはちょっと厳しいものがあり、浸かってしまうとなかなか湯から上がる気になりません。暑い夏に最適な湯だと思いました。 湯を口に含んでみると、しっかりとした炭酸味でわずかに塩分を感じます。 湯に浸かってしばらくすると、湯船の中央の湯口?から湯が吹き上がってきました。10〜15分くらいの間隔で湯が吹き上がってくるようです。hiroが訪れた時は2mくらいの高さに吹き上がりましたが、時には10m以上の高さにもなるそうです。この間歇泉は炭酸ガスの力で吹き上がるそうですが、どのような仕組みで湯が吹き上がるのか、ちょっと不思議でした。 |
脱衣所になっている施設の2階は休憩所になっています。簡単な施設ですが、のんびりと湯に浸かっては寝て1日を過ごすのも悪くないものだ、と思いながら広河原温泉を後にしました。 |
泉 質 | ナトリウム・カルシウム−炭酸水素塩・塩化物泉 |
泉 温 | 35.1度 |
風呂の種類 | 混浴露天風呂 |
設備等 | 駐車場 |
所在地 | 山形県西置賜郡飯豊町 |
電 話 | なし |
交 通 | 奥羽本線 米沢駅から40km、車1時間45分 |
営業時間 | 10時〜15時 |
休業日 | ? |
料 金 | 無料 (02.10) |