寺山鉱泉

            

 県道56号線からあぜ道のような狭い道をしばらく走ったところに建つ、山の一軒宿です。鄙びた湯治の宿をイメージしていたのですが、最近改築されたのか、小ぎれいな宿にちょっと思惑が外れてしまいました。でも、宿の中は湯治場の風情を感じさせるものがありました。

   

   

温泉分析表 浴室は男女別に別れていますが、元々は混浴だったものを真ん中に仕切りをつけたような感じ。3人入れるかどうかのかなり小さな湯船です。女性側には窓があるようなので明るいように感じましたが、男性用には窓が無いためか、かなり薄暗くて秘湯に来たという印象が深まります。
 湯船はコンクリート打ちっ放しの簡素なもので、赤さび色の湯が満たされています。男女の仕切りのところにある蛇口をひねると源泉があふれてきます。源泉は無色透明の湯ですが、加熱すると赤さび色の変化するそうです。源泉を飲んでみると、さわやかな酸味。けっこうおいしく飲むことができます。ちょっと変わっているのは、湯がぬるい時、壁にあるスイッチを押すと湯を加熱してくれることです。
 しみじみと湯に浸かった後はなかなか汗が引かないほどにあたたまりました。


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内湯

                                



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泉  質
泉  温
風呂の種類 男女別内湯
設備等 駐車場
所在地 栃木県矢板市長井1922−2
電  話 0287−43−3773
交  通 東北自動車道 矢板I.C.から14km、車30分
営業時間
(日帰り入浴)
料  金 入浴¥500
(02.6)(18.6)

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