川原毛大湯滝
泥湯温泉のすぐそばにある「川原毛地獄」。荒涼たる風景が広がっています。古くから青森県の恐山、富山県の立山と共に日本三大霊山と呼ばれ、修験者や参拝者が訪れていたそうです(当時は女人禁制)。この川原毛地獄には血の池地獄や針山地獄など136の地獄と共に極楽もあるそうです。そんな地獄から熱湯が湧きだし、湯の川になっています。 (地獄の右上奥が泥湯温泉、左下が大湯滝) 「湯の滝」というと、北海道の「カムイワッカ」が有名です。この川原毛大湯滝も最近はかなり有名になり、かなりの人が訪れるようになりました。カムイワッカよりアプローチが楽だからかな? |
川原毛地獄に車を置くと、目の前には湯の川。でも、ここでは熱くて湯に浸かることはできません。ここから、ちょっとした山道を歩いて行くと大湯滝になります。落差10mほどの大きな滝と途中で岩にぶつかった、落差3mほどの小さな滝の2つがあります。大きな滝はとても豪快で、水?しぶきを辺り一面にまき散らしています。この滝に流れる水がすべて適温の温泉になっているのですから感激です。 さっそく湯に浸かろうと思いますが、ここは一般的には「温泉」というより、「川遊び」という感じで受け取られ、みなさん水着。ここでhiroだけが裸というわけにもいかず、水着に着替えます。滝の横には男女別の脱衣所もあるので、女性も安心して着替えることができます。 |
湯はとてもきれいなエメラルドグリーン。さっそく湯に浸かろうとしましたが、飛んでくるしぶきが目に入ってとても痛かったです。湯を口に含むとお酢よりも酸っぱく、歯が溶けそうな気がしました。しぶきが目に入らないようにして大きな滝まで行くと、ちょっと熱めの湯。試しに滝にうたれてみましたが、快感どころではなく、激痛。うたせはしない方がいいかも知れません。小さい滝のところは、ちょっとぬるく、うたせにもいい感じでした。 自然の川ですから、深さも湯温も様々。自分好みの場所を見つけるのもいいかも知れません。滝の下はちょっとした浅瀬になっているので、家族連れの方々が川遊びをしていました。でも、川の流れは急なところもあり、滑りやすいので、注意してください。 なお、大湯滝は寒くなると湯温も下がってしまうので、温泉としては浸かることはできなくなってしまうそうです。夏だけの楽しみです。 |
泉 質 | ? |
泉 温 | ? |
風呂の種類 | 混浴露天風呂? |
設備等 | 脱衣所 駐車場 |
所在地 | 秋田県湯沢市 |
電 話 | なし |
交 通 | 奥羽本線 湯沢駅から27km、車1時間20分 |
営業時間 | 24時間? |
料 金 | 無料 (01.8) |