湯河原温泉
ままねの湯

   

ままねの湯  歴史のある湯河原温泉の中でも昔ながらの温泉街の情緒を残す「温泉場」。その路地の奥にある湯治専門の宿が「ままねの湯」です。車で行くとちょっと分かりにくいし、駐車場も狭いので(4台)、大きな駐車場を利用した方がいいかも知れません。

 迷いながら路地を入っていくと、アパートのような建物がままねの湯でした。階段を上がったところは宿泊と休憩の受付です。湯に浸かるだけならそのまま左手の浴室に直行します。

   

 浴室の前には「弘法大師御導湯」と書かれた由来が掲げられています。そういえば温泉場の入口にも「霊泉 ままねの湯」という案内板がありました。
 中には宿の方もおらず、入浴料は脱衣所の箱の中に入れるだけという簡単なもの。時々、宿の方が来て集めていくようです。みなさん常連ばかりで、宿の方とも顔なじみといったようで、まさに湯治場そのものです。
 浴室には長方形の石の湯船が1つのみ。熱い湯と聞いていたのですが、hiroが行ったときはそんなに熱くはなく(それでも銭湯の熱めくらいの湯温はありましたが)、けっこう長い時間、湯に浸かることができました。常連さんたちは湯から上がると洗い場でのんびりし、世間話に花を咲かせています。話を聞いていると「今日はぬるい」と言って、不満足なよう。中には温度計持参の方もいて、湯温にはうるさいようです。壁にも「湯船に水を入れないこと」と張り紙があるくらいです。
 普通の人があまり行くような温泉ではありませんが、地元の方々に愛されているままねの湯を大切にしていきたいと思いました。
由来

    

泉  質 ナトリウム・カルシウム−塩化物・硫酸塩泉
泉  温 82.8度
風呂の種類 男女別内湯
設備等 駐車場(4台)
所在地 神奈川県足柄下郡湯河原町宮下616
電  話 0465−62−2206
交  通 東海道本線 湯河原駅から車10分
営業時間
(日帰り入浴)
8時〜21時
休業日 10、20、30日
料  金 入浴¥200(1時間) 入浴休憩¥1000
(01.1)

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