魚蔵居
(うおくらい)
１
【道玄坂】

いや〜、今まで気がつかなかった店なんですよ、ここ。そう、この店の前はしゅっちゅう通っているし、１階の細雪にも何回も通っているんですが…　何気に目に入っていたんでしょうが、気がつかないって、こんなことなんでしょう。

たまたま通りに出ていたメニューを見ておもしろそうと思って入った次第。渋谷って奥が深いですね。

さて、急な階段を上った２階にあるこの店。そんなに広くはありません。テーブルが数席とカウンターが６席ほどです。メニューは酒だけが書かれていて、肴は黒板メニューに書かれています。そう、その日の仕入れで変わるって寸法ですね。

メニューに並んでいるのは魚系の品々ばかり。しかも、安いんです。すぐ近くの福ちゃんも安くて美味しい魚を食べさせてくれるんですが、あちらは立ち飲み専門。こちらは落ち着いて座って呑めるのがいいですね。何を食べようかと迷いましたが、トロサーモン\490とトロサバ塩焼き\490を注文しました。それにしても、ほとんどの品がお手頃なお値段。さらに居酒屋にも関わらずご飯とあら汁なんて物もあります。軽くビールを飲んで刺身などをおかずにしてご飯を食べに来る人も多いようです。

まずは生ビール\480でのどを潤しますが、これはちょっと小さめですね。

続いてトロサーモンの登場。お安いのはいいけど内容が…　と思っていたら、これだけ盛られていれば納得です。脂ものっていてとろける旨さのサーモンでした。

トロサバ塩焼きは半身。ちょっと脂ののりはよくなかったけど、ふんわりと焼かれていて酒が進みました。

ビールだけでは物足りなかったのでついつい酒も…　酒もお手頃価格です。今回は東京の澤の井を飲みましたが、1合で\530。2合弱というデカンタは\1010。デカンタで飲みましたが、お手頃にも関わらずたっぷりと入っていて大満足。 　いや〜、実にいい店を見つけてしまいました。魚を食べたい時についつい寄ってしまいそうです。 （１２．４）

前回、初めて訪れて気に入ってしまった魚蔵居。日をおかずに訪れてしまいました。 　まずはあじの刺身\490ですね。プリプリした身が半身？も盛られて\490って、安すぎます！

そしてつぶ貝刺し\580。コリコリした食感がたまりません。

漁師漬\400はゴマ風味のタレにサーモン、マグロ、カツオ、ワカメなどの魚が漬け込まれています。お値段も安くて、お得だと思いました。 （１２．５）

懲りずにまた訪れてしまう魚蔵居。やはり安くて、旨い魚を食べられるのって、引かれてしまうんですね。 　まずは旬の竹の子刺\580から。薄切りにされた竹の子はみずみずしくって美味しいですね。この季節にしか食べられない、貴重な味でした。

続いてはやはり魚…　といきたかったのですが、気になったホッキ貝刺\490へと。フニャといった感触がホッキ貝らしいですね。酒がすすんでしまいます。次は何を食べようかな… （１２．５）

久しぶりの訪問です。狭い店なので混んでいることが多いのが難点… 　ちょっと飲んでからだったので、今回は酒からスタートです。新政の純米吟醸酒\580です。純米酒らしくフルーティーな酒でした。

肴ははまぐりの酒蒸し\650です。大きめの蛤が4個ほどダシに浮かんでいます。身は柔らかく蒸されています。ダシも蛤の旨さが出ていて何ともいえない旨さを味わうことができました。

続いてこの店では珍しい非魚系のメニュー、あつあげ焼き\390を頼んでみました。鰹節が振りかけられ、焼きたてに醤油をかけると、ジュッといって染み込んでいくのがいいですね。 （１２．７）

魚を食べるために寄りました。魚蔵居も人が少なくて拍子抜け。今回はブリ刺し\580と〆サバ\580をいただきました。どちらも脂が載って旨くてボリュームがありました。 （１２．８）

今回は以前から食べてみたかったうにてんこ盛り\780です。魚蔵居で一番高いかも… 　運ばれたうには、確かにてんこ盛り状態。お値段からすると破格の盛りです。まあ、お値段からお分かりのようにそんなにいいうにではないようです。でも、これだけうにを食べられれば、いいですよね。ねっとりとした口どけの感触。そして甘み。酒に合いますね。

続いて旬のサンマの塩焼き。やはり脂が載っていて旨いです。ついつい箸が進んでしまいます。ごちそうさまでした。 （１２．９）

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