蔵王温泉
かわらや旅館

       

 古くは高湯と呼ばれ、歴史のある蔵王温泉を再訪しました。以前は友人の車に乗せてもらって訪れたので街の様子はよく分からなかったのですが、蔵王の温泉街って、狭くってわかりにくい!少しずつ発展してきたと思われるので道は狭く曲がりくねっているんです。訪れる時は事前に温泉街の地図を手に入れてから出かけることをお勧めします。
 今回泊まったのは独自源泉を有し、しかも湯口の上に湯船があるというかわらや旅館です。古くからの温泉街の一番奥に位置しています。駐車場もありますが、狭い道を入っていかなければならないので、大きな車で行かれる方は要注意です。
かわらや旅館

 

内湯 湯小屋
 かわらや旅館の浴室は道路に面した場所にあります。木造りの浴室に4〜5人が浸かれる湯船が1つ。湯船の底がすのこ状になっていてその下から湯が湧き上がってきます。白い湯の花もたくさんあるのですが、湯の花はすのこの下に貯まり湯船には無色透明の湯が溢れています。源泉は熱いので、加水し、適温となっています。湯はとても酸っぱいのですが、ふんわりとやわらかくいつまでも浸かっていたくなる心地よさでした。
 浴室では湯に浸かるだけで身体を洗うことはできないので、奥に別室で洗い場が造られています。また、浴室とは別にシャンプー室が設けられています。

         

 食事は刺身などの定番のものだけでなく、米茄子のグラタン、芋煮などが並びました。特に山形名物の芋煮はとてもおいしく、すべて平らげてしまいました。

※湯船の底から湯が湧き上がる、貴重な源泉をもつかわらや旅館ですが、2010年3月に火災により全焼してしまったそうです。残念なことです。再建を期待したいです。
(10.3)
夕食

                           

泉  質 酸性・含鉄・硫黄−アルミニウム−硫酸塩・塩化物泉
泉  温 48.1度
風呂の種類 内湯
設備等 駐車場
所在地 山形県山形市蔵王温泉43
電  話 023−694−9007
交  通 山形自動車道 山形蔵王I.C.から18km、車30分
営業時間
(日帰り入浴)
料  金 入浴¥400 入浴休憩食事¥4200〜 宿泊¥8400〜
(07.8)

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