出湯温泉
清廣館

       

 去年、出湯温泉を訪れた時に一目見て泊まってみたい!と思わせたのが清廣館です。木造3階建のどっしりとした建物は歴史を感じさせます。今回の湯めぐりはこの宿に泊まりたくて計画したようなものです。
 女将さんの話では清廣館は昭和初期の建物だそうです。戦前は近くにある演習場に向かう兵隊が泊まるために1階はどこからでも入りやすいようにL字型の土間になっており、建物の中央には吹き抜けがあったそうです。
 宿のHPなどでは凝った造りの部屋が紹介されていますが、今回泊まった部屋は小さな部屋で歴史を感じることができなかったのは残念でした。
清廣館

 

内湯  浴室はちょっと奥まったところにあり、しかも玄関からは階段を上り、さらに降りるという複雑な造りになっています。男女別の浴室は朝に男女が交代すると書いてありましたが、宿泊した男女の人数の関係か交代はありませでした。hiroが泊まった日の浴室は男性用が檜造りの湯船。女性用は石造りのようでした。
 檜の湯船は5〜6人が浸かることのできる大きさ。内湯のみで露天風呂などはないシンプルな造りです。浴室には檜の香りが漂い、すがすがしい気持ちで湯に浸かることができました。華報寺共同浴場と同じように湯船の底に小さな穴があり、そこから湯が湧きだしています。無色透明の湯は癖がなく、気持ちよく浸かることができました。

          

 夕食は食堂でいただきます。季節柄か山菜のオンパレード。女将さんが自ら採ってきたという山菜は天ぷらなどに調理され、どれもおいしくいただくことができました。満足! 夕食

                           

泉  質 単純弱放射能冷鉱泉
泉  温 33.0度
風呂の種類 内湯
設備等 駐車場
所在地 新潟県阿賀野市出湯802
電  話 0250−62−3833
交  通 磐越自動車道 安田I.C.から10km、車30分
営業時間
(日帰り入浴)
料  金 入浴¥500 宿泊¥9600〜
(07.5)

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