沼尻温泉
田村屋旅館

スキー場の中に数軒の宿が建つ沼尻温泉。元々は数km離れた山の中にあったそうですが、安達太良山の噴火で現在の場所に移転したのだそうです。その中でも規模の大きな宿が田村屋旅館です。日帰り入浴も広く受け付けていますが、宿泊用の玄関とは別になっています。

浴室は宿の左右に２ヶ所あり、右手の大浴場には内湯とそれにつながる露天風呂があります。 　内湯は檜造りで、１５〜６人が浸かれる大きさ。透明感のあるエメラルドグリーンの湯がかけ流しになっています。以前浸かった磐梯沼尻高原ロッジの湯はとても熱くて湯に浸かるのに難儀した記憶がありますが、田村屋旅館の湯は少し加水しているようで調度は入り頃の湯でした。湯口の湯は飲泉でき、飲んでみるととても酢ぱっく、口の中が引き締まります。

外にある露天風呂は屋根が架かった半露天風呂の造りで７〜８人が浸かれる大きさです。湯の中には白い糸状の湯の花が浮かび、湯に浸かるともわっとした感じがしました。

宿の左にある浴室は古代檜風呂です。こちらの浴室は訪れる人も少ないようで、ゆったりと湯に浸かることができます。

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