中の湯温泉
中の湯温泉旅館

       

中の湯温泉旅館  かなり昔に泊まった中の湯温泉旅館。その時は安房トンネルもできておらず、上高地の入口である釜トンネルのすぐそばにありました。宿は山小屋か湯治場かといった感じでした。しかし、安房トンネル建設に伴い、安房峠へ向かって国道158号線を2kmほど走った山の中腹に移転した新しい中の湯温泉旅館は以前の面影は全くない、瀟洒な山の宿へと変わっていました。館内はとてもきれいに手入れされ、気持ちよく一晩を過ごすことができました。

 中の湯で忘れてはならないものは卜伝の湯です。上高地の入口にある釜トンネルのすぐ横にある洞窟風呂ですが、宿泊すると無料で湯に浸かることができます。以前は宿から歩いて行ったのですが、かなり離れてしまったので宿の車で送迎をしてくれます。小さな洞窟風呂なので1人でも貸切になりますが、宿に着いてからの予約制になっています。中の湯に泊まるならぜひ卜伝の湯にも浸かってみて下さい。

 

 浴室は別棟になっており、男女の浴室と家族風呂があります。
 内湯は石造りで15〜6人が浸かることのできるちょっとぬるめの湯船と7〜8人が浸かれる熱めの湯船があります。
 湯は無色透明でわずかに硫黄臭がし、つるつる感のあるもの。ぬるめの湯が気持ちよく、朝まで何回も浸かってしまいました。しかも冬の日曜日ということもあってほとんど貸切状態。ちょっと嬉しくなってしまいました。
内湯

          

露天風呂 露天風呂
 内湯の扉を開けると岩組みの露天風呂があります。こちらは15〜6人が浸かることのできる大きさ。島々付近では雨模様だった天気ですが、標高の高い中の湯では雪に変わっていました。今年最後?の雪見風呂となり、ちょっとラッキーかな。

         

 家族風呂は2人も浸かればいっぱいになってしまう小さなもの。こちらもかけ流しで周りに気兼ねせずゆったりと湯を楽しむことができます。

 移転してしまった中の湯旅館ですが、湯は以前の湯をポンプアップして使っているとのこと。でも、ポンプアップのためにフィルターで濾過したりしているので、湯の花はほとんど宿には上がってこないのだそうです。
家族風呂

                           

夕食  夕食は食堂でいただきます。お品書きまで添えられるほどで、ちょっと高級志向になったかな?岩魚の塩焼きや茶碗蒸し、鴨のすき焼き風などのほかに山菜の天ぷらなども並びました。どれもおいしくいただきことができ、とても満足。

    

泉  質 単純硫黄泉
泉  温 55.1度
風呂の種類 内湯 露天風呂 家族風呂
設備等 駐車場 ロビー
所在地 長野県松本市安曇中の湯
電  話 0263−95−2407
交  通 長野自動車道 松本I.C.から43km、車1時間30分
営業時間
(日帰り入浴)
12時〜17時
料  金 入浴¥700 宿泊¥10650〜
(06.3)

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