丸美ヶ丘温泉
丸美ヶ丘温泉ホテル

帯広の隣町、音更の小高い丘といった場所に建つ丸美ヶ丘温泉。森に囲まれた、ちょっと古めの建物で、「ホテル」となっていますが、日帰りで訪れる人が多く、現在は宿と言うより銭湯代わりに利用する人が多いようです。そのためか、宿泊も素泊まりのみとなっています。 　浴室は大浴場のほかに北海道では珍しく家族風呂も併設されています。

館内には体育館のような感じの大きな内湯があります。３０人位が浸かれる大きな湯船と１０人ほどの小さな湯船。しかも源泉が違うという、ちょっと贅沢な造りになっています。 　大きな湯船には十勝特有？のモール泉がもったいないくらいに注がれています。茶褐色の湯はちょっと熱め。湯に浸かるとすべすべします。一部が寝湯のように浅くなっているので、横になりながら湯に浸かることもできます。

小さな湯船にも茶褐色の湯があふれています。こちらはちょっとぬるめの湯。いい気持ちで湯に浸かっていると、体中に泡がついてきます。そして、しばらくすると大きくなった泡が、プチプチと弾けて浮かんでいく時の心地よさと言ったら何とも言えないもの。ずっとこの湯に浸かっていたいくらいでした。

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