二股ラヂウム温泉
二股らぢうむ温泉旅館
以前も宿泊したり日帰りで訪れたことのある二股ラヂウム温泉。以前泊まった時は古い施設の時だったのですが、新しい施設になってどのように変わったかを確かめたくなり泊まってみました。 宿の前に着くと、まずはキタキツネがお出迎え。人慣れしているのか、逃げる気配も見せません。でも、ちょっとかわいいからといってエサをやってしまうと自分で生きていけなくなるのでエサはやってはいけません。また、ご存じかと思いますが、キタキツネにはエキノコックスという寄生虫がおり、人間にも寄生するので要注意です(北海道で湧き水などは生で飲まないように!)。 さて、肝心の宿ですが、以前残っていた湯治部に使っていた昔の建物がなくなり、新しい建物に変わっていました。湯治部がなくなり普通の旅館ぽくなってしまいましたが、湯治向けのプランも用意され、長逗留される方も多いようです。 |
浴室は玄関から長い階段を下りていかなければなりません。手前にあるのは男性用の内湯。でも、扉があって女性用の内湯とつながっているようです。 湯船は2つに仕切られ、湯温が異なっています。こちらに浸かりに来る人はあまりいないようです。 |
以前のド−ム型の浴室跡に造られた新しい浴室には、以前のドーム型の浴室と同じようなイメージで湯船が造られています。前回訪れてから4年の年月が経ちましたが、湯の成分で湯船の縁などは堆積物でコテコテ状態。一部は山のように盛りあがっています。この湯船が石でできていると言っても誰も疑わないでしょう。湯の表面には白いカルシウム分がびっしりと浮かび、湯の濃さを物語っています。浴室の手入れはこまめに行っているようで、湯船の縁以外はほとんど堆積物が付いていないきれいな状態に保たれていました。 | |
石灰華を望む露天風呂は混浴。2つ並んだ湯船は熱めとぬるめの2つになっています。熱めの湯はかなり熱くてあまり浸からなかったのですが、ぬるめはかなりぬるく、いつまでも浸かっていたいくらいでした。 ほかに歩行浴用の温泉プールもあります。 |
食事は食堂でいただきます。でも、部屋ごとに場所が決まっていないので、好きな場所で食べるようになっています。したがって遅れたりすると離ればなれに座ることになってしまうかもしれません。また、時間も夕食は18時〜19時、朝食は8〜9時と決まっているので、遅れないようにしなければなりません。 肝心の食事内容は?というと、以前の一汁一菜といった感じの食事からすると品数も増え、とても豪華になったな!という印象です。山の中なので基本的に山の幸がメニューの中心で、家庭料理的なものです。どれもおいしくいただけたのですが、北海道のほかの宿の料金を考えるとちょっと高いかな?と思いました。 |
泉 質 | ナトリウム−カルシウム−塩化物泉 |
泉 温 | 43.2度 |
風呂の種類 | 混浴内湯 女性用内湯 混浴露天風呂 女性用露天風呂 温泉プール |
設備等 | 休憩室 カラオケ トレーニング機器 駐車場 |
所在地 | 北海道山越郡長万部町大峯32 |
電 話 | 01377−2−4383 |
交 通 | 函館本線 長万部駅から18km、車30分 |
営業時間 (日帰り入浴) |
7時〜20時 |
料 金 | 入浴休憩¥1000 宿泊¥8550〜 (05.8) |