万座温泉
湯の花旅館

スキー場の中に建つ湯の花旅館。雪の季節はスキー場下に車を置いて歩いて行かなければなりませんが、雪のない時は宿の前まで車で行くことができます。 　昔ながらの湯治をメインとした宿のようで、関東では珍しい自炊、半自炊ができる宿です。

内湯は男女別。強酸性泉の湯だからか、木造りの湯船です。５〜６人が浸かれる湯船には適温の湯がかけ流しになっていますが、湯は小さな湯桶にいったん注がれた後に湯船に注がれています。その湯桶にはキノコの「猿のこしかけ」が漬け込まれ、「猿のこしかけ」のエキスが湯に溶け込むようになっているのです。この薬湯はガンに効くと言うことで行っているのだそうですが、この湯を目的に訪れるお客さんも多いそうです。

外には岩造りの混浴露天風呂もあります。脱衣所がなく、内湯からほんの少し廊下を歩いて行かなければならないので、女性には入りづらいかもしれません。１０人ほどが浸かれる大きさですが、そんなに見晴らしがよくないのが残念なところ。 　内湯より少し熱めの湯が注がれています。わずかに緑色がかった乳白色の湯はふわっとやわらかく、まったりとしたした感じがしました。

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