湯川温泉
湯川温泉ホテル

上信越自動車道の佐久I.C.からほど近い湯川沿いに建つ一軒宿の温泉です。ちょっと変わった建物は以前学校だったものを移築したもののようです。以前はたくさんの人が利用していたようですが、現在はそんなに利用する人もいないようで、何回か声をかけてようやく人が出てきてくれました。 　館内には赤い絨毯が敷かれており、賑やかだった頃に使われていたらしいジュークボックスやビリヤード台が放置され、ちょっと侘びしさが漂ってきました。

浴室は廊下の突き当たりにあります。手入れが行き届いていないのか、ちょっと雑多な感じがしました。 　湯船は小判型をした２０人ほどが浸かることができる大きさですが、一部が浅くなっているので、肩まで浸かることができるのは１０人ほどです。湯は無色透明ですが、湯船の底には鉄分なのか、赤茶色の湯の花がたくさん沈んでおり、湯に浸かると舞い上がってきました。詳しい温泉分析表がないので、どのような湯なのかは分かりませんが、宿の掲示によるとラジウム成分が多いそうで、湯の効能や入り方が詳しく書かれていました。

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