藤七温泉
彩雲荘

八幡平から松川温泉に向かって少し下ったところに湧くのが藤七温泉です。標高１４００ｍの地にあり、東北地方では一番高い場所に湧く温泉だそうです。宿は山小屋風。でもいい湯を求めてたくさんの人で賑わっています。

藤七温泉には１０年ほど前に泊まったことがあるのですが、変わらないのはこの混浴の内湯と露天風呂。露天風呂は八幡平から下ってくる道路に面していて、丸見え状態（道路からはけっこう離れているんですが…）。青みがかった乳白色の湯はちょっと熱めです。 　混浴の露天風呂の下に新しい露天風呂ができていました。こちらは岩造りで灰色っぽい色をしています。そして湯船の底からぷくぷくと泡が湧き上がっていて、湯船の底からも湯が湧きだしているようです。

宿の西側にある混浴の浴室とは反対の東側に、以前は無かった男女別の浴室ができていました。こちらの湯はちょっとぬるめ。いつまでも浸かっていられそうなくらいです。この湯船からは天気がよければ日の出を拝むことができます。朝の陽を感じながらの湯はとても気持ちよかったです。 　でも、それ以上に素晴らしかったのが夜の湯です。寝る前に湯に浸かりに行ったのですが、ふと見上げると満天の星が降り注ぐように輝いていたのです。あまりの美しさに寝るのも忘れてずっと星を眺めていました（写真でお見せできないのが残念！）。それにしても星空を眺めるなんて何年ぶりでしょうか？思わず「星に願いを…　」なんて思ってしまいました。

夕食は食堂でいただきます。釜飯に天ぷら…　そんなに豪華なものではありませんが、十分満足しました。

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