出町温泉

青森市内にはあまり知られていませんが、温泉銭湯がたくさんあります。しかも、朝早くから開いているので、旅人にはうれしいところです。出町温泉は住宅地の中にあり、探すのにちょっと時間がかかってしまいました。 　着いてみると、東京の銭湯とは違ってずいぶん大きな施設で、知らなければ温泉旅館と言っても通ってしまうかも知れません。入口には今も使われているか分かりませんが、食堂や宴会場もありました。

脱衣所は広くのですが、珍しく脱衣籠だけしかありません。浴室に入ると、壁には富士山のペンキ絵。富士山の壁絵は全国共通なんでしょうか？ 　浴室も広く、２０人は浸かることのできる湯船と４〜５人が浸かることのできる湯船の２つがあります。平日に朝にもかかわらず、けっこうたくさんの人が湯を楽しんでいます。 　湯口は湯船の真ん中にあり、蕩々と溢れ出し、もちろんかけ流し。無色透明の湯は適温。湯を舐めてみると、わずかに塩分を感じました。

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