微温湯(ぬるゆ)温泉
旅館 二階堂

       

 高湯温泉から少し南。ダートをしばらく走った行き止まりに建つのが微温湯温泉です(完全舗装の別の道もありますが…)。茅葺き屋根の建物が郷愁を誘う、湯治場を感じさせる素朴な宿でした。宿の前には桜並木が続き、きっと春には美しい眺めを見せてくれそうだと思いました。 旅館 二階堂

 

内湯  男女別の浴室には木造りの湯船とポリバスの2つの湯船があります。木造りの湯船はぬるい源泉がドバドバと注がれています。ポリバスには源泉を加熱した湯が満たされています。
 源泉は無色透明。冬も近いこの時期にはちょっとつらいかなとも思ったのですが、浸かってしまえば寒さを感じることはありませんでした。湯は無色透明。飲泉することもでき、飲んでみると、キレのある酸っぱさ。何ともいえない味です。そして驚いたのは、木の湯船にサビが大量に付着していたこと。鉄分が多い泉質のようで、その鉄分が酸化してサビとなっているようです。こんな湯にめぐり会ったことはありません。
 ポリバスの湯は少し酸化しているからか、ちょっと黄みがかった湯で、熱めです。源泉で冷えた身体を加熱した湯で温め、再び源泉に浸かるととても気持ちよかったです。次は泊まりで訪れ、のんびりとこの湯を楽しみたいと思いました。

          

泉  質 酸性−含鉄(U、V)−アルミニウム−硫酸塩泉
泉  温 31.8度
風呂の種類 内湯
設備等 駐車場
所在地 福島県福島市桜本温湯11
電  話 024−591−3171
交  通 東北自動車道 福島西I.C.から16km、車40分
営業時間
(日帰り入浴)
休業日 冬期休業
料  金 入浴¥500 宿泊¥10500〜(2食付き)、¥4500(自炊)
(03.11)

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