大名古屋温泉

「大名古屋温泉」と言うものすごい名前が以前から気になっていました。今回、名古屋を通ることになったので訪れてみました。行くまでは、駅近くのビジネスホテルに湧く温泉かと思っていたのですが、駅からはちょっと離れた、住宅地の中に湧く温泉でした。訪れてみると、確かに大きな施設です。そして驚くのは、広い駐車場が満車状態。館内も日帰りで訪れる人でいっぱいでした。休憩室や食堂、カラオケルームなどいろいろな設備があるからでしょうか、地元では人気の温泉のようです。

浴室は宿泊施設のある本館とは別棟にあり、渡り廊下を通っていきます。浴室も広く、窓も大きいので明るい雰囲気です。窓からはきれいに手入れされた庭を望むことできます。内湯は電気風呂、気泡風呂、歩行浴などに仕切られているものの、６０人以上は浸かることのできる大きさ。正に「大」です。外には直径４ｍほどの露天風呂もあります。 　たくさんの人が浸かることのできる大きな湯船ですが、深さもちょっと深め。肩まで浸かっても中腰といった感じで、湯船の底に腰を下ろしてゆったりとくつろぐことができないのがちょっと残念でした。湯は無色透明。循環しているからか、ちょっと塩素臭もしていました。

露天風呂は１０人ほどが浸かれる円形のもの。浴室と宿との間にあり、そんなに開放感がないのは残念なところですね。

廃業した大名古屋温泉の様子を見に訪れました。建物は跡形なく消えてなくなり、門柱のみが残り、平地になっていました。ただ、源泉と思われる施設のみ残っていたので、どこかが再開してくれると嬉しいのですが… （１５．２）

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