峩々温泉
遠刈田温泉から車で20分あまりの所に建つ一軒宿が峩々温泉です。昔から胃腸病の名湯と言われています。10年ほど前にも訪れたことがあるのですが、今回久しぶりに訪れてみました。 峩々温泉は団体や宴会客をとらない、静養のための宿です。日帰り入浴もできますが、ゆっくりと泊まり、静かな一時を過ごすのが最高です。 なお、以前あった自炊部は現在営業していないとのことでした。 |
峩々温泉の名物は温泉だけでなく、ボンネットバスがあります。宿の前が急な坂のため、さらに珍しい四駆のバスなんです。遠刈田からは路線バスがないので、予約をすればこのバスに乗ることができます。hiroも予約したのですが、渋滞のため残念ながら乗り遅れてしまいました。でも、帰りには乗ることができ、そのクラシカルな乗り心地に郷愁を感じてしまいました。 |
男女別の内湯は木造り。浴室は2つに仕切られ、ぬる湯(40〜2度)、あつ湯(43〜46度)があります。ぬる湯はちょうど入り頃の湯で長湯ができそうです。湯はわずかに白みを帯びた透明なもの。小さな湯の花も舞っていました。 |
あつ湯は湯に浸かることもできますが、峩々温泉の独特の入浴法、「かけ湯」をするためのものだそうです。「かけ湯」とは、湯船の脇に寝ころんで竹筒で湯をお腹にかけるというもの。木の枕も置いてあり、なかなかいい気持ちです。木造りの浴室には白熱灯がほのかに灯り、静かな中、幻想的なムードが漂っていました。 |
露天風呂は岩造りのもの。混浴になっていますが、16時〜18時は女性専用になっています。 20人くらいが浸かることができる大きさですが、冬のこの時期、とても湯温が下がっており、ぬるいと言うより、冷たいくらいでした。暖かいときに訪れ、ゆっくりとこの湯に浸かってみたいと思いました。 |
こちらは日帰り入浴用の東の湯(檜の湯)です(宿泊者も浸かることができます。)。小さめの湯船には熱めの湯が注がれています。 |
露天風呂(六治の湯)は宿の方や常連さん方による手造りのものだそうです。残念ながら湯が張っていなかったので、浸かることができませんでした。 |
夕食は食堂でいただきます。お造り、ざる豆腐、鴨肉のサラダ…、とてもおいしくいただくことができました。 ※久しぶりに峩々温泉に宿泊しましたが、新しい浴室を造るなど、改築が進んでいました。改築中の様子はこちらをご覧下さい。 (06.12) |
泉 質 | ナトリウム・カルシウム−炭酸水素塩・硫酸塩泉 |
泉 温 | 57.8度 |
風呂の種類 | 男女別内湯 男女別露天風呂 混浴露天風呂 |
設備等 | 休憩室 駐車場 |
所在地 | 宮城県柴田郡川崎町大字前川字峩々1 |
電 話 | 0224−87−2021 |
交 通 | 東北自動車道 白石I.C.から26km、車1時間 |
営業時間 (日帰り入浴) |
10時〜14時 |
休業日 | 休みなし |
料 金 | 入浴休憩¥840 宿泊¥14000〜 (02.12) |