赤川温泉
赤川荘

久住高原の中心地、瀬の本からほど近い山の中に湧くのが赤川温泉です。以前は硫黄採取所があったそうです。着いてみると、ロッジ風のしゃれた一軒宿。山の中の秘湯のイメージがちょっと崩れてしまいました。 　宿の前には自由に持ち帰れる源泉が滝のようになって落ちていました。宿で湯を請うと、平日にもかかわらず宿泊客はいっぱいのようで、人気のある宿であることが分かりました。なお、館内は全面禁煙だそうで、喫煙者はきついかも。

男女別の内湯には小さめの源泉と７〜８人が浸かることのできる加熱した湯船の２つがあります。加熱した湯に浸かり、あたたまったところで源泉に浸かる。という温冷浴法が効果的とありましたが、源泉は夏でも１９度程度とかなり冷たかったです。

内湯から外に出ると、露天風呂があります。途中で２つに仕切られていますが、内湯と同様、手前が加熱した湯。奥が源泉となっています。目の前には雄飛の滝があり、森のさわやかな空気を吸いながらの湯は気持ちいいものです。 　写真ではよく分かりませんが、加熱した湯は灰色がかったもの。源泉は青みがかったきれいな乳白色をしています。露天風呂の源泉は、冷たかった内湯の源泉よりは温かく、２０度台半ばはありそうで、暑い夏には気持ちよかったです。でも、冬はこの湯に浸かっていられるのだろうか？と、心配もしてしまいました。 　なお、露天風呂の内湯側は岩で仕切られていますが、奥の源泉側は仕切りがない混浴になっています。昼間は女性にはちょっとつらいかも知れません。

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