 |
明礬温泉の入口に建つ「別府 温泉保養ランド」。今回の湯めぐりで是非行ってみたかったところです。「別府
温泉保養ランド」の売り？はなんと言っても泥湯。なんと「紺屋地獄」そのものが湯船になっているのです。 宿はごく普通の温泉宿の様相。しかし、一歩館内に入ると、湯を楽しみに来た人でごった返していて、東北の湯治場に来たような印象を受けます。浴室はちょっと離れたところにあり、渡り廊下を歩いて行きます。 浴室に入ると、男女別の内湯「コロイド湯」があります。石造りの湯船で熱めの灰色の湯があふれています。宿泊の場合、２４時間浸かることのできるのはこの湯だけです（鉱泥浴場は１９時３０分まで）。 「コロイド湯」の横にある階段を下りると、男女別の「屋内鉱泥浴場」があります。灰色の湯？があふれ、恐る恐る浸かります。湯の中に「泥」があるという感じではなく、「泥」の中に沈むような感じ。そして泥のせいなのか、体が浮かんできます。時々ボコボコッと湧き出てくる湯は熱いことがあるので要注意。きめの細かい泥と今までに体験したことのない感触に驚きは隠せませんでした。 「屋内鉱泥湯」の先には「水虫治療室」なる湯もありましたが、ここはパス。 そして外に出ると、池のように広い混浴の「屋外鉱泥浴場」があります。大小２つの湯船があり、地獄そのものを湯船にした感じです。内湯の泥と同様にきめの細かい泥で、肌がすべすべします。しかし、泥の濃さでは内湯の方が１枚上手。でも、広い湯船でゆったりと過ごすひとときは最高の気分でした。 時間がなく、じっくりと湯に浸かることができなかったのが残念です。再訪し、のんびりと泥湯を楽しみたいと思いながら湯から上がりました。 |