大谷地鉱泉

                          

 御代田駅から歩いても数分の所に大谷地鉱泉がありました。行ってみると、茅葺き屋根に放し飼いのチャボ。看板がなければただの農家と思って通り過ぎてしまうところでした。さらに、中に入って入浴料を払おうとすると、こたつの中でおばちゃんがくつろいでいます。こちらからこたつの所まで行って料金を払う仕組み?自宅の湯を解放しているかのような、のんびりとした光景です。
 さらに驚いたのが、浴室前に掲げてあった”公衆浴場業生活衛生同業組合”の張り紙。つまり、大谷地鉱泉は”銭湯”ということなんです。
大谷地鉱泉

        

脱衣所  内湯
 小さめの脱衣所には1806年に創業したという鉱泉の由来や古ぼけた温泉分析表などが掲げられています。また、”大谷地鉱泉友の会”という会もあり、2006年の創業200周年には記念式典などを執り行う予定のようです。地元の方々に親しまれ、大切な鉱泉をこれからも守っていこうとする力を感じました。  石張りの湯船は3人が入ればいっぱいというくらいの小さなもの。さっそく湯に浸かると、とても熱く、長湯はできそうもありません。よく見ると、スチーム暖房のように湯船の底にあるパイプに熱湯を流し、間接的に湯船の湯を加熱しているようです。湯はちょっと白っぽく、すべすべ感もありました。

            

泉  質
泉  温
風呂の種類 男女別内湯
設備等 駐車場
所在地 長野県北佐久郡御代田町塩田3145
電  話 0267−32−4204
交  通 しなの鉄道 御代田駅から2km、車5分
営業時間 8時〜21時
休業日 休みなし
料  金 入浴¥360
(01.3)

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