渋温泉
渋・辰野館

  

渋・辰野館  奥蓼科温泉郷最奥に湧く、渋の湯温泉の1kmほど手前に建つのが一軒宿の渋温泉 渋・辰野館です。登山客に利用されることの多い渋の湯温泉に対して、ちょっとしゃれた感じの宿で、観光客の利用が多いようです。
 渋・辰野館には3つの浴室があり、フロント近くにあるのが「展望風呂」と名付けられた大浴場です。名前の通り、窓が大きく湯に浸かりながら奥蓼科の森を望みながら湯に浸かることができます。でも、この「展望風呂」の湯は残念ながら白湯です。 展望風呂
信玄の薬湯  宿の一番奥にあるのが「信玄の薬湯」名付けられた浴室です。ここは名前の通り、玉子臭のする湯があふれる温泉の浴室です。でも、ここの湯は「温泉」ではなく、俗に言う「鉱泉」。うたせのある湯船は冷たい源泉です。奥にある湯船にはこの湯を加熱した湯が満たされています。
 湯船はどちらも5〜6人が浸かることのできる木造り。湯船は深く、どちらも90cmほどの深さです。源泉浴槽の湯は青白く、白い湯の花が漂っています。源泉はこの時期、本当に冷たく、そんなに長い間浸かっていることはできませんでした。加熱した湯はちょっと熱め。加熱しているからか、白みはあるものの透明感のあるものです。加熱した湯であたたまり、源泉に浸かり直すと、身体がシャッキとしてなかなかいい気分でした。
 「展望風呂」の裏手といったところにあるのが「森の温泉」です。こちらには屋根がかかった半露天風呂と露天風呂の2つがあります。どちらも加熱した湯が満たされていますが、手前の半露天風呂はちょっとぬるめ。奥の露天風呂は30度ほどの湯温で、かなり冷たく感じました。
 どちらの湯も青白く、「信玄の薬湯」の源泉と加熱した湯の中間くらいの濃さです。湯を飲んでみると、わずかに酸味を感じます。ちょっとぬるめの湯が気持ちよく、いつまでも浸かっていたくなる湯でした。
森の温泉

 

泉  質 単純酸性冷鉱泉
泉  温 26.4度
風呂の種類 内湯 露天風呂
設備等 ロビー 駐車場
所在地 長野県茅野市奥蓼科温泉
電  話 0266−67−2128
交  通 中央自動車道 諏訪I.C.から22km、車50分
営業時間 11時〜16時
料  金 入浴¥1500 宿泊¥15000〜
(03.11)

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