百沢温泉
百沢温泉

小さな温泉地、百沢温泉。どの湯に浸かろうかと思って一回りしたのですが、選んだのはこの百沢温泉。そう、百沢温泉にある「百沢温泉」という名の宿なんです。一軒宿ならよくあることですが、数軒の宿が温泉地では珍しいことです。訪れた「百沢温泉」は大きな宿ですが、基本は素泊まりの宿のようです。日帰りで訪れる人が多いようです。

浴室はけっこう大きく、大・中・小の３つの湯船があります。そこに湯口からは噴水のように湯が湧き上がり、もったいないくらいにドバドバと湯が溢れています。しかも湯の成分が濃いのか、湯口や湯船のまわりはコテコテに堆積物がこびり付いています。 　大きめの湯船は１２〜３人が浸かれる大きさでかなり熱めの湯が注がれています。その横にある中くらいの湯船は大きめの湯船から溢れた湯が流れ込み、ちょっと熱めの湯になっていて４〜５人が浸かれる大きさ。奥にある小さめの小判型の湯船は２人くらいが浸かれる大きさでぬるめの湯が溢れています。湯は濁り気のある緑がかったもの。金気臭がして、湯を飲むとしっかりと炭酸を感じるものでした。

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