栗野岳温泉
南洲館

       

 以前からぜひ訪れたかった栗野岳温泉。今回念願かなって宿泊することができました。
 湯治宿を想像していたのですが、思っていたよりも大きい旅館形式の宿でした。石畳やよく手入れされた庭。心が落ち着いてきます。
 地元の方は銭湯代わりに利用するらしく、夕方はたくさんの人で賑わっていました。
南洲館

 

桜湯 桜湯
 浴室は客室のある建物とは別に3つあります。入口に近いのが「桜湯」という湯小屋。ここには硫黄泉の湯が利用されています。乳白色の湯で、なめらかな湯です。

          

蒸し風呂 蒸し風呂
 「桜湯」の奥には「蒸し風呂」があります。ここは噴気孔の上に浴室を造ったような感じです。浴室?には2つの扉があり、左側は天井が低く、横になって利用するようです。右側は普通の高さで、イスの上に座って利用するようになっています。
 サウナは苦手なhiroですが、話のタネにと思って体験してみました。普通のサウナと違って天然の蒸気を使っているからか、やわらかい感じで息苦しくなることはありませんでした。
蒸し風呂

         

竹の湯 竹の湯
 宿の奥には「竹の湯」という湯小屋があります。湯船は石組の1/4円形。こちらの湯は明礬泉とのことです。湯は灰色がかったもので適温。湯船は泉質のせいか、とても滑りやすくなっています。湯船の底を手ですくうと、灰色の湯の花が舞い上がってきました。湯を舐めてみると、とても酸っぱい湯で、とても印象的でした。

                           

 夕食は別棟の食事専用の部屋?で頂きます。蒸し風呂で火照った身体にビールのおいしいこと!もちろん料理もおいしく、すべて食べてしまいました。
 なお、南洲館は地獄の蒸気を利用した「鶏の丸蒸し」が名物料理。食べてみたいところでしたが、友人から「1人では食べきれる量ではない!」と言われていたので注文はしませんでした。次はぜひ食べてみたいものだと思っています。
夕食

                        

夕焼け  窓からの夕焼けがとてもきれいでした。霧島の麓だから、湧き上がってくる雲が何か神秘的です。

               

 宿の裏手は八幡地獄と言われる所。もうもうたる噴煙が立ちこめ、まさに地獄絵図そのもの。栗野岳温泉に行かれたら、見学してみてはいかがでしょうか。 八幡地獄

         

泉  質 硫黄泉 
泉  温 58.4度
風呂の種類 内湯 蒸し風呂
設備等 駐車場
所在地 鹿児島県姶良郡栗野町木場6357
電  話 0995−74−3511
交  通 肥薩線 栗野駅から7km、車20分
営業時間
(日帰り入浴)
8時〜21時 (休憩は10時〜18時)
休業日 不定休
料  金 入浴¥200(1ヶ所)、¥400(2ヶ所)、¥500(3ヶ所)
入浴休憩¥1600〜
宿泊¥8000〜(2食付き)、¥1500〜(自炊)
(03.8)

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