滝ノ上温泉
みやま荘

滝ノ上温泉は玄武洞からさらに奥に入った秘境に湧く温泉です。１９９８年９月に起こった地震で県道が土砂崩れを起こし、通行止めとなって以来立ち入ることはできませんでした。しかし、この夏ようやく復旧し、宿も営業を再開することができたのだそうです。 　険しい道を通って行くと、温泉の周辺からはもうもうと煙が立ち上っています。「鳥越の滝」という名所も湯煙がたなびいています。後で知ったのですが、ここは地熱発電所もあるほどで、かなりの地熱を発しているようです。

滝ノ上温泉には３軒の宿があるようですが、hiroが浸かったのは、「日帰り入浴歓迎」の看板があったみやま荘です。ちょっとアパートのような感じの建物です。つい最近まで休んでいた宿とは思えないほど、きちんと手入れされていました。

浴室は男女別。そんなに大きくないタイル張りの湯船が１つあるのみです。さっそく湯に浸かろうとしたらあふれ出る湯でさえかなりの熱さ。まともに歩くこともできませんでした。洗い場の蛇口から水を出して足を冷やしながら湯もみです。１５分もするとようやく湯に浸かることができるようになりました。 　湯は無色透明。ちょっと玉子臭がし、すべすべ感がありました。湯もみしたといってもそれなりに熱い湯でじっくりと湯に浸かることができなかったのが残念です。今度は入り頃の湯に浸かりたいと思います。

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